【タイトル・ハード・価格など】
タイトル:膝まくらなげ
ハード:Android
製作:EXTRA STAGE
発行日:2015年?
価格:無料
【ゲーム概要】
まくら投げSTG
【一言感想】
意外とイケる
【ごく個人的なお気に入り・不満点】
×クリア時のキャラの顔とポーズがイラっとする
【スクリーンショット】
スマホの「膝まくらなげ」をプレイ。
まくら投げを題材にしたシューティングゲーム。全50面。
普通の枕を投げてくる敵に対して、プレイヤー側が投げるのは枕は枕でもカノジョの膝枕となっているのが特徴。
カノジョを片手で投げ飛ばして膝枕を顔面に直撃させてやれば、敵は安らかに永眠するので、全ての敵を眠らせればステージクリア。
逆にこちらが敵の枕に当たってしまうと眠ってしまいミスとなる。なおコンティニューは無限に可能。
操作方法は画面をタップでその場所にカノジョを投擲。左右のフリックで移動による回避を行う。
移動できる箇所は真ん中・左・右の3箇所だけのシンプルな構成となっている。
その奇抜な設定からネタゲーとして見がちだが、個人的にはかなりしっかりSTGしていると感じた。
適当に動くとすぐ敵の枕に追い込まれてしまうため、枕を端に引きつけてから抜けていく「切り返し」を行う必要がある。
まさか3箇所しか移動できないのに切り返しさせられるとは思わなかった。避けの醍醐味をしっかりと味わえる。
本作の一番のキモは、プレイヤーの武器であるカノジョの挙動がかなり特殊なものとなっていることだ。
カノジョは投げた後にプレイヤーのもとへ歩いて帰ってくるのだが、その途中で敵を見つけると自動で膝蹴りをかまして攻撃を行うのだ。
この仕様がかなりのくせ者で、プレイヤーの近くに敵がいるのに一発限りの武器であるカノジョが敵を倒すのに夢中で帰ってこず、てんやわんやになる事が多い。
自機の武器が発射されたまま返ってこないという斬新なシステムにSTGの未だ見ぬ可能性を感じたり。
ステージ構成も意外性があって良かった。
途中までは2D一辺倒で敵配置で楽しませる構成だったのが、終盤になるといきなり説明も無く3次元的な配置になり敵がお雛様みたいなフォーメーションから枕を投げてきて驚かせてもらった。
ハードが変わればシステムも変わる。
スマホという新しいフィールドに合わせて、STGも徐々に変化してきているのかもしれないと思わせる内容だった。
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