「Mini Metro」をちょっと遊んでいた。
遊んだのはSteam版で、価格は980円と手頃。
本作は地下鉄をテーマにしたパズルゲームだ。
ロンドンやニューヨークなど実在の都市が舞台となっており、その都市の路線を伸ばしたり縮めたり繋げたりして、多くの乗客を速やかに目的地に送り届けるのが目的となる。
本作はゲームなので、路線を建設するも撤去するもマウス一つで一瞬だ。
細かいダイヤ運行などはなく、乗客の目的地も■や●などのマークで管理されており難しい計算は不要。シンプルに運行ルートだけを考えればいいようになっている。
しかしこの運行ルートを考えると言うのが中々に難しい。駅に現れる乗客はみんな目的地も違えば現れるタイミングもバラバラで、全ての駅・全ての時間で安定した路線運行を行うのは容易ではない。
さらにあまり長い時間乗客を待たせると、怒りの力が蓄積していって地下鉄の運行が停止してしまい(?)ゲームオーバーとなる。
みなさんは鉄道をよく利用するだろうか。
俺は電車通勤なのだが、都市部の路線は複雑に入り組んでおりまるで迷路のようなもので、もっとシンプルに作れないものかと思っていた。
だがこのゲームで効率よい路線運行をしようとすると、現実と同じ様にだんだん複雑化してきていくつもの路線が雑然と重なり合い迷路のようになってしまう。
そうしていずれはどこかにひずみが生まれ、乗客の移動が滞ってゲームオーバーだ。
ところが現実を見てみると、俺は毎日同じ時間に電車に乗り、遅刻せずに会社に到達している。
何百もの駅と何十もの路線が毎日スムーズに動いているなんて、実はすごいんじゃね?と本作を遊んでいて思った。
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