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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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レイ逆

ニンテンドー3DS用ソフト「レイトン教授VS逆転裁判」をクリアしました。
人気ADVシリーズ「レイトン教授」シリーズと「逆転裁判」シリーズのまさかのコラボで、両シリーズファンの度肝を抜いた素敵タイトルです。



レイトンシリーズと逆転裁判シリーズをそのままくっつけたようなシステムになっており、探索しながら謎を解いていくレイトンパートと、証人を尋問してムジュンを暴く逆裁パートを交互に進めていくという、両方のソフトの要素を遊べるお得な造りとなっています。

 


↑リアル系のなるほどくんに対しデフォルメ調のレイトン教授のミスマッチ感が楽しい。


逆転裁判とレイトンのコラボという時点でインパクトは十分ですが、今回はさらに剣と魔法のファンタジー世界にワープするという設定であり、レイトン×逆転裁判×ファンタジーという、かなり贅沢な感じになっています。
で、このコラボがどうだったのかというと、俺としては非常に上手くまとまっていたんじゃないかと思いますね。
レイトンと逆転裁判のキャラやゲーム性をしっかりと活かしつつ、ファンタジー部分もしっかりとオチをつけているあたり丁寧にできていると感じました。
色々と最後まで説明つかない部分もある気がしますが、魔法とか言い出した時点でもう細かい突っ込みは野暮というものでしょう。


一方でレイトンシリーズの「ナゾ」と逆転裁判シリーズの「法廷バトル」ですが、これはどちらも微妙に中途半端な内容だったように思います。
俺はレイトンシリーズは「最後の時間旅行」のみ、逆転裁判シリーズは「1~3」しか遊んでいない微妙な経験ですが、今作の「ナゾ」はひねりがなく単純なものが多く(元からという説も)、
また裁判パートは説明されなくても分かるようなことをいちいち「くらえ!!」とか言って指摘させられる部分が多く、あまり新鮮な驚きを感じることが無かったように感じました。
1~3では悩んだ末に「たぶんこれかな?」という選択肢を選ぶと、なるほどくんが見事なロジックを展開してくれて「すげー!」となっていた記憶が強いだけに、今回の裁判パートにはかなり物足りなさを感じてしまいました。


とはいえお祭りゲーとして別シリーズのキャラクターの掛け合いはとても丁寧でしたし、メインである魔法と魔女の扱いやそのナゾが明らかになる流れなどもやはり丁寧で、まあ丁寧なら楽しいのかというとそうとは限りませんが、
少なくとも安心して遊べたのでその点は良かったと思います。


後はゲーム中に出てくるマーダラさんという花売りの娘さんがとても可愛くて好きでした。(クリア後に画像を撮る手段が無くお見せできなく残念です。)

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