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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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ライジング斬 ザ・サムライガンマン 感想

【タイトル・ハード・価格など】
タイトル:ライジング斬 ザ・サムライガンマン
遊んだハード:初代PSのソフトだがPSPのアーカイブスで遊べます
製作:ウエップシステム(Universal-Entertainment-Planning-Systems)
発行日:1999年3月らしい
価格:PSアーカイブスなら600円

 


【ゲーム概要】
3Dアクションゲーム

 

【一言感想】
俺は
スーパーウルトラセクシィヒィーロ
スーパーウルトラセクシィヒィーロ
スーパーウルトラセクシィヒィーロ
サムライガンマン!ザンザザン!
サムライガンマン!ザンザザン!


【ごく個人的なお気に入り・不満点】
×ガードするとロックオンが外れるところ

 

【スクリーンショット】




大開拓時代、アメリカ・・・。平和な町を悲劇が襲った!!!
虐殺武闘団「邪火龍(ジャッカル)」が町の人々をさらいだしたのだ!!!
町の男たちもみなやられてしまった。もうおしまいか・・・誰もがそう思ったとき!!!


颯爽と現れたニューヒーロー!!!
カウボーイハットにハッピのいでたち、右手には鬼斬刀「芸者桜」。
左手には父の形見であるライフルに、無理矢理リボルバーと火縄銃をくっつけて魔改造した銃「JOHNNY THE HERO」。
銃と剣を同時に扱う「生涯無敵流」に開眼し、その脚力は馬より速く、その豪腕は巨岩をも受け止める。
そう彼こそは!彼こそはスーパーウルトラセクシィヒーロー!サムライガンマン斬・ザザーンその人だ!!!

 


本作の内容は面クリア型の3Dアクションゲーム。
生涯無敵流を極めた斬は攻守に秀で、攻めては弾数無限の銃撃や発動中無敵の必殺技「火雷斬(ほらいざん)」「怒雷武斬(どらいぶぎり)」で並み居る敵をバッタンバッタンと打ち倒し、
守ってはダメージを大きく抑えるガード、華麗なサイドステップ(ボタン振り分けはL2R2だがPSPでもアナログスティックで問題無く操作できる)、飛び道具を跳ね返す弾き返しで敵の攻撃を寄せ付けない。
×□×□×の専用コマンドを入力すれば刀と銃を使った華麗で高威力なコンボも発動するぞ。最終段はガード不能だ!
剣撃と銃撃の美しいコンビネーションはまるでデビルメイクライ!



剣をプロペラ代わりにして、手首を1080°くらいグルグル回して空を飛ぶことも可能。ホントに人間か?

 

ピンチの時には△ボタンでハッスルターイム!!!移動速度が何も考えず単純に倍になり、刀が(何故か)超巨大化。
高速でカサカサと走り回り刀を振り回す姿は敵を笑い恐怖に陥れるだろう。

 

 


そんな斬の挑む「邪火龍」との戦いの道は全9面。
1面は10分程度で終わってコンパクトだが、その起伏に富んだ(と言うよりは起ちっぱなしの)ステージ構成は一筋縄では行かない。
まず手始めに町にはびこるスモウレスラー的な悪党を叩きのめし、乗っている馬を飛び降りたと思ったら自分で走って追い越して電車に飛び移り、お次はトロッコに乗ったり、刀で野球をしてみたり・・・。
さらに全ステージにある全ボタン連打イベントで男を魅せろ!!!電車内でPSPをガチャガチャやって周りから白い目で見られてこそセクシィだ!!!
PSPの全ボタン連打はL2R2が押せなくて不利だが、逆境をはねのけてこそ真のヒーローだぞ!
さりげなくカッコ良いステージBGMも聞き逃すな!

 


ステージを彩る敵、「邪火龍」の暗黒霊魔兵達も見逃せない。
「ゴワゴワゴワスでゴワス」とか喋るスモウレスラーや自分まで改造したジジイなどどこを見ても如何わしいキャラばかりだ。
奴等はあろうことか斬をピー呼ばわりしてくるのだがお前らに言われたくねえ




「邪火龍」唯一のまともな人である鷹魔将さん。カッコいい。

 


初めてのプレイヤーはチュートリアルで操作性のクセに戸惑うだろうが、安心しろ!すぐ慣れる!
難易度はそこそこだがゲームオーバー時のみセーブ可能という謎の仕様には注意しろ!
今じゃたった600円で斬の活躍が拝めるんだ!買わない理由が見当たらない!
異様なまでに凝りまくったトドメ演出に影山ヒロノブの歌うOPテーマなど意味不明な力の入り方に痺れろ!
エンディングテーマ曲の西部劇と和を無理矢理融合したようなメロディーも必聴だ!
さあ!キミも斬と一緒にセイーバイCOMPLETE!!!

 

 

 


このゲームってホントにデビルメイクライの元祖だと思うんだよね。
DMCのネジを6本くらい抜いたらこんな感じになるっていう。


なおこのゲームを作ったウエップシステムのスタッフは今は「スタジオ斬」という会社でゲームをリリースしている。
ゲームアーカイブスに本作が配信されたのもスタジオ斬が権利を所持していたおかげだ。
もしスタッフにそのさえあれば、続編が出ると可能性まであるかもしれない・・・。
会社は失われても、スタッフが死ぬわけじゃないのだ。続編の夢を捨てるには早いよな・・・ストーリーも決着してないわけだし・・・。

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