【ハード・発売元・発売年など】
海外(アメリカ?)のアーケード。1986年発売らしい。クレジットはアタリゲームズコーポレーション。
【ゲーム概要】
買い物要素ありのスケボーゲー。
【ごく個人的なお気に入りポイント】
特に無し
【ごく個人的な改善点】
道に落ちてるお札がカエルに見える。
海外のアーケードゲーム「720°」をレビュー。
ソフト内の表記を見ると、1986年にアタリゲームズコーポレーションが発売したようです。
自分がプレイしたのは海外版のPSPソフト「MIDWAY ARCADE TREASURES EXTENDED PLAY」(リンク先はAmazon。以下MAT)に収録されていたものとなります。
このMAT、海外版なので当然マニュアルが英語でして読めません。
操作方法は単純なので問題ないですが、ゲームルールについては未だによく分かっていない部分があります。
というか英語関係なしにマニュアルには操作説明すら書いてなく、ちょっとしたアドバイス的な事が載ってるのみですね・・・。
攻略サイトとかも探したのですがいつかのセガの社長がこのソフトを好きみたいな情報しかなかったので困りました。なので分かる範囲でざっと説明します。
プレイヤーはアメリカンスケート小僧となって、「Skate City」という街でスケボーを楽しむ事になります。
スケートシティとうたってはいますが、車などが躊躇無くプレイヤーを轢いていきます。あまりスケーターに優しい街とは思えません。
操作形態はレバー+2ボタン。
レバーで移動。ボタンはジャンプと加速をそれぞれ行います。
レバーについて、本作はアーケード筐体で稼動していたそうですが、特徴的なのはそのレバーの仕様で、「垂直に立たない」構造だったとの事。
クルクルと外周を回るような造りになっていて、これをガシガシ回してトリックを決めるゲーム性だったようです。
加速ボタンについてですが、押しっぱなしでは反応せず連打する必要があります。レバーと合わせて忙しい操作が要求されます。携帯機では結構キツかったり。
ジャンプボタンはジャンプします。レバーと組み合わせて空中でクルクル回るとスコアが入ります。
ジャンプ台からジャンプすると飛距離が伸びます。着地に失敗するとこけます。
操作性は昔の洋ゲーの例に漏れずかなり独特ですが、慣れれば結構気持ちよくジャンプすることが出来ます。
自分はあまりスケボーゲーはやったことないんですが、挙動にスノボゲーの名作「SSX3」に通じるようなものを感じます。
もしかしたら海外スケボー、スノボゲームの源流なのかもしれませんね。
ゲームを開始すると難易度選択画面からスタートします。
外周に出ると「TRAINING LEVEL」。真ん中の台に乗ると「EXPERIENCER(経験者格) LEVEL」でスタートします。
初心者はトレーニングレベルで始めましょう・・・と言いたいですが普通にどっちもムズいです。
可能な場合はコンフィグで難易度を下げておきましょう。PSP版だと限界まで簡単にしても難しいです。
画面説明。
スコア:トリックを決めたりすると増えます。画面下に表示される既定の点数に達すると、チケットが増えます。
■チケット:パークに挑戦するために必要です。挑戦すると一つ減ります。
スケートシティのマップです。4つのパークと4つのショップがあります。
パークの種類はダウンヒル・ランプ・スラローム・ジャンプの4種類です。一度入ったパークには続けて入れません。
パークはそれぞれ別種のミニゲームとなっており、クリアできれば所持金とスコアが増えます。
クリアに失敗した場合は何もなしです。
■所持金:ショップで装備が買えます。装備はヘルメット・シューズ・ボード・パッドの4つです。パークに入るたびに値段が上がっていきます。
シューズ…ジャンプ力増強
ボード…滑るスピード増強
ヘルメット…こけた後の復帰が早くなる?
パッド…こけた後の復帰が早くなる?
ヘルメットとパッドについては詳細不明です・・・。靴とボードを早めに揃えるとジャンプ距離が伸びてよいかもです。
■タイマー:寿命のようなものです。無くなると謎の砂ぼこりが現れて追ってきます。
スケート、オア、ダイ!捕まると死にます。クレジットが無い場合はゲームオーバーです。残機の概念はありません。
タイマーはパークに入るか、死ぬと最大まで復活します。他に回復する手段はありません。
ゲームの基本的な流れは
①チケットを使ってパークに入る→②トリックを決めてスコアとお金を稼ぐ→③装備を整える→④スコアを稼いでチケットを手に入れる→①・・・
となります。
先ほども言いましたがこのゲームは非常に難易度が高いです。
操作性については慣れればそこまで問題ないのですが、とにかくタイマーが短いので無駄な動きが出来ません。
またチケットを貰うのに必要なスコアはどんどん増えて行くので、素早く効率的にスコアを稼がないとチケットが貰えません。
チケットがないとパークに入れませんので、タイマーが切れて死となります。
ジャンプやトリックの気持ちよさは30年前のゲームとは思えないくらい光っているのに、こういう部分で殺しにくるのはもったいないですね。
PSP版だとクレジットが最大3なのも辛い所です。自分はエンディングすら見れていません。
Youtubeによさげな動画がありますので参考にどうぞ。
稼ぎプレイっぽいですが、暇があればトリックを決めています。
実際これくらいやらないとクリアは厳しそうです。
MATは「モータルコンバット」目当ての人が多いようですね。
自分は「マーブルマッドネス」に惹かれて買ったんですが、この720°の方を先に遊んじゃいました。面白くって。
720°は海外ではけっこうメジャーなゲームとも聞くし、ソフト内でも一番最初にカーソルが合っているのはこのソフトなので、PSP版MATの顔的な扱いなのかもしれませんね。
そのうち確実にハードとか書き忘れると思ったので、テンプレを追加しました。
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