海外のPSPソフト「Pinball Hall of Fame The Williams Collection」が面白すぎて困る・・・。
本作はピンボールメーカー「ウィリアムズ」が1970~90年代にアメリカでリリースしたピンボール台を、ゲーム上で忠実に再現した実機シミュレーションタイプのピンボールゲーム。
開発は「FarSight Studios」。現在ではSteamやスマホで「ピンボールアーケード」シリーズを展開するゲームスタジオだ。
本作にはPSP版とPS3版があるが、俺が選んだのはPSP版。買った当初はPS3持ってなかったし。
どちらも日本での発売は無いので文章が全て英語なのがかなり難だが、貴重なピンボールゲーが携帯機で遊べるということで俺大歓喜の一本である。
PSPは収録台がPS3より3台少ないらしく、また解像度の問題で画質がちょっと厳しい感じになるが、まあ十分楽しめる出来なので安心して買って欲しい。
PS3版は結構なプレミアがついているようだし。PSP版も多少値が張るが。
収録台のラインナップは以下。
・TAXI
・GORGAR
・SPACE SHUTTLE
・FIRE POWER
・BLACK KNIGHT
・FUNHOUSE
・JIVE TIME
・PIN*BOT
・SORCERER
・WHIRLWIND
当然俺は実機に触ったことが無いので再現度については不明だが、どの台も非常に素晴らしい出来ではないかと思う。
本場アメリカのピンボールとやらはここまで面白いのかと度肝を抜かれた気分。
はっきりしたテーマに統一された美しいデザイン。
計算され尽くしたゲームバランス。
やればやるほど楽しさが高まる奥深さ。
ピンボールって本当に面白い!
以下は俺が遊んでた4台の簡単な感想です。
■SORCERER
古いだけあって左上のランプを通せばマルチボールと分かりやすく、初心者にオススメの一台。
死にづらい、稼ぎやすい、分かりやすいと3拍子揃った入門機。
■SPACE SHUTTLE
こちらもマルチボールを始めやすい。
台中央のランプの光る位置で「S・H・U・T・T・L・E」文字完成の恩恵が変わるが、PSPの解像度だとどれがどれだか読めないのが悲しい。
■BLACK KNIGHT
上下2層に分かれた構成と、磁力を使った「マグナセーブ」が最強にクールな一台。
難易度はそこそこ。フリッパーが上下にあるのでマルチボール中の制御が難しい。
なんと割と頻繁にフリッパーをボールが貫通する不具合が発生する・・・。これに何度も泣かされた。
でも好き。
■WHIRLWIND
ボールロックまでの道のりが険しいが、苦労してマルチボールを発動しても上部フリッパーを使わないとジャックポットが取れないため難しい。
盤面が回るギミックも面白いけど凶悪。上級者向けか。
エクストラボールが発生しやすいのが救い。
■その他
・PSPには台揺らしのためについているかのようなアナログスティックがあるので、これで台をガンガン揺らしてやろう。
右に揺らすとボールを左に、左に揺らせばボールを右に軌道変更できる。
やばそうなルートの時は積極的に揺らしていきたい。
・http://hajimupinball.gg-blog.com/
こちらでネット上にある各サイトの、ピンボールの日本語ゲームルールがまとめられている。
本作にはゲーム内での詳しいルール解説もあるが、いかんせん英語なのでちょっと厳しい。
せめてマルチボールとエクストラボールの出し方くらいは分からない楽しめないので、こういった仕事は非常にありがたいのである。ありがとう。
・ピンボールはすぐ死ぬゲームである、とどこかで読んだ。
すぐ死ぬならば、死ぬ前に稼がなければならない。そのためには最も効率の良い稼ぎをしなければならない。
大抵の台でそれはマルチボールである。ゆえにマルチボールの始め方を知っている事は遊ぶための最低条件。
当然他の役についても知っておいたほうが楽しめるけども。
日本の実機に近いタイプのピンボールならGBAの「ソニックピンボールパーティー」がオススメ。
逆に俺は「エイリアンクラッシュ」とかああいうゲームっぽいピンボールはどうも好みに合わないぜ。
スマホのピンボールゲーは論外。やはり物理ボタンが無きゃあフリッパーは操れない。
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