剣と魔法の対戦格闘「バトルファンタジア」をプレイしました。開発は今をときめくアークシステムワークス。
アークさんは色々と突き抜けた調整の格ゲーを多くリリースしてる印象だったんですが、本作はちょっと前時代的と言うか、KOFっぽいです。
コンボがあまり繋がらないし、飛込みから地上攻撃への繋ぎもややシビアで失敗しやすいです。その分連続技より立ち回りが重視されます。
相手の攻撃を受け止める特徴的なシステム「ガチマッチ」は、初心者向けを意識してかワンボタンで発動。判定時間も長めで、読めてさえいれば止めやすいと思います(CPU戦しかやってないから分かりませんが)。
しかし本作の最大の長所はそのキャラクターだと思います。剣と魔法の対戦格闘を語っているだけあって登場キャラは戦士、姫、神官、魔法使いなどファンタジー風。
絵本風の独特のキャラデザは萌えオタや腐女子を狙っていない(または狙ったつもりで狙えていない)感じで、これまた前時代的な印象です。
サンソフト辺りの格ゲーに近いイメージですね。個人的には。
お気に入りキャラはクソガキが剣持っただけの「マルコ」と、叫び過ぎで血管ブチぎれそうな「デスブリンガー」。
本作にはストーリーモードが搭載されているんですが、これがやけに良くできており、豊富なテキストと表情豊かな立ち絵を使って、本作の緻密な世界設定とキャラ設定を最大限引き出す作りになっております。
この気合の入り方は大型タイトルのブレイブルーにも負けてないかと。
ただ、一度クリアするだけでは全てのストーリーが見られないシステムで、恐らく複数キャラでのクリアが必要になると思うんですが、初心者の俺はそんなにキャラごとの使い方とか覚えられなくてちょっと大変です。
とりあえずマルコとデスブリはクリアしましたが他はもういいかなと。難易度自体はガチャガチャやってても勝てる程度ですがめんどい。
デスブリのシナリオで、普段のん気なキャラがガチビビリしながら死んでくのが素敵だと思いました(鬼畜)。
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