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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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あっぱれゲートボール 感想

もうすぐWiiのショッピングチャンネル終わるらしいし、VCでPCE「あっぱれゲートボール」を買って遊んだ。



 

ゲートボールと言えば老人のスポーツというイメージだけど、とにかくルールが陰険で驚いた。


1.5人チームづつ赤組と白組に分かれる

2.赤組と白組が一人づつ交互にボールを打ち、ゲートを規定の順番で通していく 最後にポールに当てれば上がり

3.チーム全員が上がれば勝ち


これが基本ルールで、これだけ見るとゲートを通す技術が一番重要に見えるんだけど、実際は技術だけでなく戦略とチームワークが非常に重要なウエイトを持ってる。
なぜか?それは「打ったボールが他のボールに当たると、当てたボールをスパーク(※)できる」というルールのせい。


※スパーク:相手のボールを自分のボールにくっつけ、自分のボールを足で固定しながら自分のボールを打つことで、相手のボールを好きな方向に飛ばす


スパークによって相手のボールを好きに動かせる、つまり味方のボールならゲートに近づけられるし、敵のボールなら遠くに吹っ飛ばして進行を妨害できる。
そしてひどいのが「スパークした後はもう一度ボールが打てる」ということ。
もし敵のボールが密集してたら、片っ端から自分のボールをぶつけて場外に追い出すこともできちゃう。


遊んでみると分かるけど、苦労してゲートのそばにつけたボールをぽいぽい場外に飛ばされるとメチャクチャストレス溜まる。
ボール打つ時のパワーメーターのタイミングが割とシビアで、狙った場所に打つのは大変だから、なおさら妨害されるとムカつく。
相手がスパークし続ける限りはずっと相手のターンだからこっちはどうしようもないし、CPUはミスショットしないからラッキーにも期待できない。
もしこれがリアルなら俺は確実にキレてクラブへし折ってるな。


スポーツゲームとしては良くできてるんだろうけど、ゲートボールのルール自体がちょっと殺伐としすぎじゃないかな。
こんなのやってたらみんなケンカになりそうなもんだけど。
とりあえず老人がの~んびりまったり遊ぶスポーツというイメージは粉々に砕かれました。
奥の深いスポーツなんだね。

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