【タイトル・ハード・価格など】
タイトル :不思議の幻想郷3PLUS
遊んだハード :PC
製作 :AQUASTYLE
発売・公開日 :2014年あたり?
購入価格 :忘れました
【ゲーム概要】
東方二次ローグライク
【一言感想】
脳筋だなあ
【ごく個人的なお気に入り・不満点】
×キャラの顔色が悪い
【スクリーンショット】
原始直接縛りの動画を見ていたらローグライクが遊びたくて仕方なくなってしまったので、AQUASTYLE「不思議の幻想郷3(以下ふし幻3)」をプレイ。
とりあえずストーリーモードである「異変解決の途」までクリアした。
持ち込み無し99Fダンジョンなどもあるからまだまだこれからが本番ではあるけど、ひとまずは感想など。
風来のシレンに代表されるローグライクゲームの楽しみ方には大きく分けて2つあると思う。
一つはダンジョンと拠点を往復して、合成や強化を何度も繰り返し装備を鍛える楽しみ。
もう一つは持ち込み無しのダンジョンに挑み、自らの実力一つでダンジョンを制する楽しみだ。
ふし幻3のストーリーモードは、前者の装備を鍛える楽しさを極限まで追求したシステムを貫いている。
まずなんと言っても、ダンジョン内で倒れても装備もアイテムも一切失わないのが大きい。
通路で壁中の青娥から殴り殺されたり、映姫にどやされて倍速になった小町に殴り殺されたりしても、全てのアイテムを所持したまま神社に戻されるだけで済む。
これにより、手間をかけて鍛えた装備を失って枕を濡らすというシレンシリーズ恒例の事件が起きづらくなっている。
さらに装備を鍛えやすくしている要素として、「にとフュージョン」という物がある。
これはダンジョン探索中に手に入る「にとポ」と呼ばれるポイントを消費することで、探索中いつでも任意に合成が可能という、チートにしか聞こえない程の便利システムだ。
プラス修正値の大きい装備を拾った時、優秀な印が入った装備を拾った時、ポイントさえあればいつでもすぐにメイン装備との合成が可能だ。
ゲームを進めると印を自由に消す施設もアンロックされるので、自分好みの強力な装備を作りやすくなっている。
最後に本作を装備育成ゲーとしている最大の要因としてラスボスの存在がある。
元々高い耐久力と攻撃力を持った強敵なのだが、さらに悪い事に状態異常等の小細工は全て無効。
攻撃は位置無視・射程無視の高火力ビームを毎ターンぶっ放してくるという潔い程のごり押しパターンであり、対処法は鍛え上げた装備と大量の回復手段を持ち込んで殴るの一択というまさに脳筋としか言えない相手なのだ。
このため鍛えた装備はクリアへの最低条件となっている。
但しこの部分には一つ問題があり、鍛えた装備を何かの拍子に失ってしまった場合、新たに装備を鍛えなおすのが非常に大変なのだ。
ダンジョンで倒れても装備が失わなれないのは前述の通りだが、うどんげの催眠術や藍の装備飛ばし等で装備をロストしてしまう危険性はゼロではなく、「もし時間をかけて育てた装備を失ったら・・・」と思うとダンジョン探索に嫌な緊張感を感じずにはいられなかった。
ストーリーモードではある程度装備が育ってくると敵の攻撃ではほぼ死ななくなるので探索は非常に楽になるのだが、唯一出会い頭の藍の装備飛ばしにだけ注意を払い続けなければいけないのは少々煩わしく感じた。(重石印で対策できなくもないが)
ここまで装備育成特化のバランスを貫くのなら、シレン5のようにタグによる装備の安全確保があっても良さそうなものだが。シレン5より遥かに後発なわけだし。
俺は幸いにして装備ロストの様な事件に見舞われる事は無かったが、仮に鍛えた装備を失った後にオートセーブされてしまったらかなり辛い思いをしただろうと思う。
鍛えた装備が無くても工夫次第でラスボスに対抗する手段があるのならまだいいが、状態異常全て無効ではそれも難しく、やはり装備の安全の確保は必要だったような気がしないでもない。
まあクリアできた俺が文句を言う必要は全く無いのだが。
さあ次は古井戸に挑戦だ。
クリア時の装備
自転車こぐ時にペダルが軋む音が、バイオハザードでメニュー開くときの音に聞こえてしょうがない。
俺のゲーム脳もいよいよ極まってきたか。
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