【タイトル・ハード・価格など】
タイトル:群馬県から来た少女
遊んだハード:Android
製作:ヒューガ
発行日:ここ数年だと思うが
価格:無料
【ゲーム概要】
MSX風横STG
【一言感想】
遊びやすく作ってある
Androidアプリ「群馬県から来た少女」をプレイ。
群馬県の最新技術(MSX級)で作られた全3面の横STG。
操作はタッチで行う。
どこかで見たような絵、説明の『不思議な力で死ぬことになるため』という言い回し、そしてこだわりの8ドットスクロール。
これはまさか・・・?と思って調べてみたがやはり作ったのはゾルゲ市蔵氏らしい。
こんなところにいたとは・・・。てっきりタイか韓国あたりに亡命しているものかと思っていたが。
絵が普通に可愛くなってきてるのだが書いたの別の人だろうか。
それは置いといてゲームの方だが、難易度バランス良し、グラフィック良し、BGM良しとコンパクトにまとまった良作。
ゾルゲ氏のゲームを遊ぶのはこれが初めてだが、予想以上に遊びやすくて戸惑う。残機5機+バリア付きで難易度も控えめ。
こっそり呪いの言葉とか眼球が3つあるオリキャラとか収録されているかと思ったが全く無く、代わりに群馬らしい高崎大達磨や分福茶釜が敵として登場。未開の聖地群馬の魅力が存分に味わえる。
本作はライトノベルの原作付き作品だが、ゲーム終了時に軽く紹介するだけでリンクすら貼られていない。
何かにつけて広告のリンクでサイトに飛ばそうとするスマホゲームの中ではとても良心的で◎。
ソフト本体も無料なので儲けがあるのか心配になってしまう。
本作はMSX風のグラフィック・サウンドとなっており、その再現度はさすがに見事。
唯一自機の当たり判定が見た目通りじゃない所がMSXらしくないが、おかげで遊びやすいので良し。
最後に群馬パワー溢れる特産品の場所を軽くご案内。
■1面
・おっきりこみ:幅広の麺を使った煮込みうどんらしい。場所は一面開幕直後の画面下端。
・嬬恋キャベツ:つまごいキャベツ、と読む。嬬恋村の涼しい気候を活かした高原キャベツとのこと。場所は中ボス後画面上方。
■2面
・下仁田ねぎ:下仁田町を中心として栽培されるネギ。生で食べると辛いが火を通すと甘くなるらしい。場所は2面前半の画面上方。
・焼きまんじゅう:米と小麦を練り合わせたものを麹で発酵させたものを、甘い味噌ダレを塗って焦げ目がつくまで焼くのだとか。場所は中ボス後の画面下端。
■3面
・水沢うどん:渋川市伊香保町水沢付近の名物料理。日本3大うどんの一つである冷たいざるうどん。場所は3面前半。
・子供洋食:桐生市で食べられているらしい。ジャガイモ、ネギ、干しエビを油で炒めウスターで味付けしたものだとか。場所は中ボス後に画面下から魚が飛んでくる場面の画面上端。
これらの特産品で群馬パワーを溜めると自機のショットがパワーアップし、最終的には後方を除く全7方向に攻撃可能になる。
ショットを強くしすぎると前方への連射力が下がって逆に弱くなるのはご愛嬌。
ちなみに特産品を全て揃えてもエンディング等の分岐は無し。
ハイスコアを出すと主人公コヨトルの一枚絵が拝めるが、俺の環境ではゲームオーバー後再度開始すると前回のスコアを引き継ぐというひどいバグがあったので楽に見られた。
最近は手頃なスマホゲーくらいしか遊ぶ暇が無くて大変物足りなく思っている。
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