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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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太鼓の達人ぽ~たぶる2

ナムコの音ゲーのPSP移植版2作目。
システムとグラフィックがもはや完成されていると言っていいレベルなので、安定して楽しめるシリーズ。
アーケードと同様の内容が携帯機で遊べるのはかなり頑張っているのではないだろうか。
無料のDL楽曲が多数配布されており収録曲数も多い。(ちなみにぽーたぶるDXでは1曲150円になった)


システムについて。
基本的に「ドン」と「カッ」の2種類の譜面しか無い割には難易度が高い。
リズムの取り方が独特なものが多く、単に曲に合わせて叩くのではなく、自分の中にしっかりとリズムを持っている必要がある。
さらにそのリズムを正確に維持したまま、複数セット繰り返して叩かないとフルコンボが狙えない曲もあり、かなりの集中力を要求される。
判定は甘めだが、タイミングが早めに甘い曲と遅めに甘い曲が混在しており、曲ごとに慣れが必要。
高難度曲になるとノーミス進行中のプレッシャーも大きく、ほとんど修行レベルの緊張感が味わえる(フルコンボ狙いの話です)。
ただトレーニングモードがオートプレイと譜面位置の選択を備えているので、存分に練習できるのは素晴らしい。


市価から見ても内容的には申し分無いが、いくつか難点もあった。
まずPSPのハード的な問題だが、ボタンの音がカチカチうるさい。外で遊ぶには大いに向かないし、リズムを取るのにも邪魔。
あと速い譜面だと液晶がブレて目が疲れる。


ソフト的にはいわゆる詐称曲・逆詐称曲が多く感じた。
ケチャドン(むずかしい)など難易度7にはとても見えない。
後はオリジナル曲の多くが電波曲という構成は好みが分かれるところではあるか。
とりあえずオリジナル曲は全て、カーソルを合わせたときの試聴がサビから流れるようにした方が良いと思った。
イントロだけでは曲の良さが伝わらずただのイロモノにしか見えない。


好きな曲は「トッカータとフーガとロック」「くもまでとどけ!」「夜桜謝肉祭」「フューチャーラボ」「季曲」など。
オリジナル枠強し。イロモノに走らないほうが良いと思うのだが、そこが太鼓チームのこだわりなのだろう。


難易度「むずかしい」でフルコンボ埋めしているが、全曲いけるかどうかという感じ。
はやさいたま2000がなかなか繋がらない。
「おに」は修羅の道にしか見えないので挑むのは恐い。


あ、一つ忘れていた。
サンダーセプターメドレーにネームエントリー(下位)の曲が入ってないのはありえないぞ。
やり直しで。

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