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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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Pause Ahead 感想

【タイトル・ハード・価格など】
タイトル:Pause Ahead
遊んだハード:PC
製作:Askiisoft
発行日:2013年
価格:無料でブラウザ上で遊べる

 


【ゲーム概要】
即死系時間操作ACT

 

【一言感想】
システムが良い

 

【ごく個人的なお気に入り・不満点】
◎自分が最大の敵と言うアイデア

×アローキー↑でジャンプは個人的に苦手

×ブラウザ上でしか遊べない

 

【スクリーンショット】

 


 


フリーゲーム「Pause Ahead」をプレイ。
開発は名作「天国の塔」を開発したAskiisoft。
なおゲーム中ではストーリーもあるが、残念ながら英語である。



本作はブラウザ上で動作するジャンプアクション。
アローキー左右で移動、上でジャンプ。
シフトキーまたはCキーでポーズができる。


本作最大のポイントは、タイトルにも入っている通りポーズである。
普通ポーズと言えばゲームの途中にちょっと休憩とか、連打してシューティングゲームを擬似スローにするとか、女の子キャラのパンチラショットを狙うとかそのような目的でしか使われないが、本作では思いっきり攻略に使用する。
では本作のポーズは何が違うかと言うと、ポーズ中はステージのギミックやタイムが止まるのは普通なのだがプレイヤーキャラは止まらないのである。
ポーズ中、プレイヤーキャラはそれまでの移動速度とベクトルを保持したままスイーと真っ直ぐ進んでいく。いわゆる等速直線運動である。
この状態では重力の影響を受けないのでジャンプの届かない場所へも進めるし、さらに無敵状態となるので即死ギミックをすり抜けることも可能となる。
まさに無敵の能力と言えるだろう。


遊んでみると分かるのだが、このポーズ中の等速直線運動を操ってステージを進めていくのは独特の浮遊感があり、非常に楽しいものとなっている。
道を阻む敵をすいすいと抜けていけるととても爽快だ。


ただ本作は一応即死系ACTなのでそう簡単には進まないわけだが。
何しろポーズ中は等速直線運動しかできず方向転換は不可能なため、操作をミスってトゲに突っ込もうものならリカバリーは不可能だ。
ポーズ中は無敵なので死ぬことは無いが、ポーズを解除した瞬間にミスが確定するのでどうにもならない。
ステージ中盤以降はそこらじゅうにトゲやノコギリが配置されたえげつないステージばかりなので、いくら無敵のポーズがあったとしても苦戦は必至だ。


・・・とは言っても難易度はそこまで高いわけではないので、クリアまでなら何とかなるだろう。
シークレットを集める隠し要素については俺はさっぱり見つけられなかったが。


そして本作で忘れてはならないのが音楽だ。
前作「天国の塔」ではゲーム起動時に生成されるoggファイルをコピーすることで曲を楽しむことができたが、本作はブラウザ上で動作するのでそんな手は使えない。
が、代わりにサントラが公開されているので安心だ。価格はname your price(気持ち次第)なので、ゲームを遊んだ代金だと思って値段をつけるのも良いだろう。

Pause Ahead OST Side A  Bill Kiley

Pause Ahead OST Side B  flashygoodness


二つに分かれているのは作曲者が二人いるからだ(たぶん)。
ちなみに支払いはPaypalのみ対応。
俺はと言えばPaypalのアカウントが無かったので無料で貰ってしまった。
俺はいつも与えられてばかりだな・・・。







【今日のネット巡回】
洞窟物語ブラッシュアップ対話記録(1年分)が面白い。
本編より面白いまである。
いや、さすがにそれはないか。

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解体 地球編

ブラウザゲーム「謎解きゲーム 解体『地球編』」をクリア。
開発は「Gam.eBB(ゲームビービー)」。有名どころですね。


安定した面白さの「解体」シリーズ最新作です。
と言っても公開は2015年8月と微妙に前ですが。


内容はいわゆる脱出ゲーム。
地球を解体するのが目的です。
分かる人には「鈴木爆発」を思い浮かべてもらえば大体イメージ通りです。


探索要素が無く、純粋に謎解きだけが楽しめます。
以前のシリーズをやったのが相当前なのでもう忘れてますが、今作に関しては非常に行儀の良い謎解きばかりでサクサク進めて爽快でした。
こんなに簡単なシリーズでしたかね?

ヴァイロンの塔 感想

【タイトル・ハード・価格など】
タイトル:ヴァイロンの塔
遊んだハード:PC
製作:エンカウント方式
発行日:よく分からんけど2011年とか?
価格:フリーソフト

 


【ゲーム概要】
カードバトルRPG

 

【一言感想】
かなり良作

 

【ごく個人的なお気に入り・不満点】
◎カードデザインがきれい キャラデザもスプラがかわいい

×左クリック長押しで決定連打扱いになるのはやめて欲しい

 

【スクリーンショット】


 



フリーゲーム「ヴァイロンの塔」をクリアーした。
開発は「エンカウント方式」さん。


本作品はカードゲームなんだけど、RPGとTCGの要素がちょうど五分五分くらいになっていて、一般的なTCGの感覚と比べるとRPG色が強い。
初めは体力が5から始まるのが、強化をすることで徐々に最大体力が上がっていき、最終的には50以上にまで上がってしまう。
それに併せてカードの能力もインフレしていくので、新しい強いカードをどんどん取り入れていかないととても相手に勝てなくなっていく。
カードを集めてEC(エレメンタルキューブ)と呼ばれるコストを稼いで使えるようにしていく過程が楽しいんだよね。


自分と相手が同じ土俵に立つのが普通なTCG界の中では異端のシステムと言えるかも。
何しろ試合開始した時点で相手の方が自分より体力が多かったりするからね。
そんな理不尽な状況を、自分のデッキ構成と運で乗り切っていくスタイル。

 


■システム
アタック・クラッシュ・ガードの3すくみが基本。
デッキ枚数が15枚と少なめでコンセプトが絞りやすい。
基本的には大ダメージが見込めるような高威力カードをいかにして活かすかという部分が腕の見せ所となる。
戦闘が始まったら割と運ゲーになるので、その戦闘に入る前のデッキ構成で十分に悩んでくれよ、いう話らしい。


デッキ構成の指針として属性があるんだけど、カードの効果に特別なものが少ないのでどの属性を選んでも大体似たようなデッキが出来上がるのは、まあシンプルで遊びやすい長所と捉える事も出来る・・・かな?
一つの属性にこだわるようなプレイをしてみても楽しいかもしれないね。後半絶対大変だと思うけど。

 


■ストーリー
RPG色の強さがストーリーにも出ていて、登場するキャラ全てにそれぞれ物語があり、戦闘前・戦闘後の簡単な会話でそれとなく見せる作り。
また記憶を失くした主人公の素性がストーリーの主線としてあり、その辺の謎を匂わせることで先へ進む意欲を上手く煽っているなと思った。
特定条件を満たして勝利するとそのキャラの素性に関する重要な話が聞けたりしてまた燃える(俺はやってないけど)。

 

■まとめ
RPG要素とカードゲームを上手くまとめた良作。
後半に行くにしたがって無茶苦茶にインフレしてくる対戦相手のカードに悶絶しながら、デッキ構成で悩み、運を天に任せる。
そんなはっちゃけ具合が素敵だった。
このクオリティのフリゲはそう多くないんじゃない?

 

 

 


【ヴァイロンの塔の注意事項】
ネット関係のシステムが死んでるらしく、クリア後に自分のデッキのデータをネットに送ろうとするとハングする。
これをエンディング後にセーブせずやらかしてラスボス倒し直すハメになって涙目。
プレイする方はご注意を。

クリムゾン・フェイト 感想

フリーSTG「クリムゾン・フェイト」を遊ぶ。
ツクールデフォ素材を熱く使った縦STG。2005年の作品。


RPGの様な戦士・武道家など8人のパーティを切り替えて戦えるのが特徴。
基本難易度であるリアルモードでは8人全員が倒れるとゲームオーバー。残機8と考えるとかなり易しい。
各キャラでショットや移動性能が違い、使い分けたり使い分けなかったりできる。
というかゲームバランスは割と適当なのでプレイも適当でどうにかなったり・・・。



RPG風世界観を意識しての演出が多く、ルート分岐を選べたり、それによってエンディングが分岐するなど妙に作りこんである。
さらにRPGではお約束の会話イベントも実装されている。


会話中も平気で弾が飛んでくるため死ぬほど見づらいが。


他にもいろいろと独特の場面が目立つ。

某ガンダムのセリフを呟きながら自爆して全画面攻撃を行う仲間。

ラスボスの魔王の顔がおっさんなど。

 


後はアイテムが異様に取りづらい、敵弾が敵撃破時の爆風で消える謎の遊びやすさ、堅すぎて倒せないボスがいる(時間切れは強制ゲームオーバー)、取説の拡張子が「.doc」など癖の強い特徴があり、作品の個性として強く印象に残るものとなっている。
元が2ちゃんスレの妄想書き込みからの作品ということで、こういうフリーダムな作風になったと思われる。
適当なアイデアでもゲームとして形にしてしまえる時代の幕開けを象徴する作品と言えるだろう。俺も適当に言ってますが。


ちなみに俺はリアルモードでエンディング13番を見ただけ。
もっと真面目に遊べよという感じではある。

音だけで遊べるフリーゲーム「ブロック崩し」

【タイトル・ハード・価格など】
タイトル:音だけで遊べるフリーゲーム「ブロック崩し」
遊んだハード:PC
製作:エドルフ族
発行日:2005年10月11日公開
価格:無料

 


【ゲーム概要】
本当に音だけで遊べるブロック崩し

 

【一言感想】
眠くなる・・・

 

【ごく個人的なお気に入り・不満点】
×ボールを打ち返した時の音をもっと特徴的な音にするべき。アルカノイドみたいな良く通る金属音ならマッチベター



故・飯野賢治氏が製作した「風のリグレット」というソフトを知っていますか。
映像が無く音だけで遊ぶという斬新な発想から、誰も真似しないだろうと思われていたこのソフトに、実はフォロワーが存在していました。
(この手のジャンルは、アクセシブルゲームというらしいですが、本当でしょうか)


それが今日紹介するこのソフト、音だけで遊べるフリーゲーム「ブロック崩し」です。
製作はフリーソフト開発サイト「エドルフ族」さん。
風のリグレットがノベルを聞いて選択肢を選ぶだけのほぼラジオと言っていい内容だったのに対し、こちらはもう一歩踏み込んで、音だけの中にも「ゲーム性」と呼べるものが感じられる内容になっています。


さて、その内容ですが、タイトルの通りブロック崩しです。
ただし映像はありません。音だけを判断してボールを跳ね返し、全てのブロックを跳ね返すのが目標です。


ゲーム中はBGMが流れており、このBGMでボールの位置が判断できます。
BGMのパン(音の左右の振り)はボールの位置を示します。
BGMのボリュームはボールとパドルの距離を表します。
もしBGMが右から聞こえてきて、そのボリュームが段々大きくなってきたら、ボールが右から落ちてくる合図です。
急いでパドルを右に動かさなければなりません。パドルの移動は左右アローキーでできます。
ちなみにボールの発射はエンターキーです。押さないといつまで経ってもゲームが始まらず「?」となります(経験談)。


初めは戸惑うかもしれませんが、これが意外とすぐ慣れます。
すごいアニメ声のナビゲーターさんが親切にチュートリアルをしてくれるので、遊び方が分からないということはないでしょう。
なお本作には残機の概念は無く、1ミスでゲームオーバーとなりますが、ミスしたその面の初めからコンティニューが可能です。


「画面無しでブロック崩しして面白いの?」という疑問についてですが、序盤面は簡単なのですが5面あたりからいい感じの歯ごたえが出てきて思った以上に楽しめます。
何よりもゲームというものが「情報のどれだけを視覚に頼っているか」が、言葉ではなく体で感じられるのが貴重だと思います。


このゲーム、一発ネタではなく割とガチで楽しめるようになっており、面の数も思った以上に多いです。自分は7面までしか行けませんでした。
雰囲気を出そうと目をつぶって遊ぶとかなりの眠気に襲われますので、それが最大の敵と言えるかもしれません。

 

 

音だけで遊ぶゲームを作りたい!と考えたとき、ブロック崩しというジャンルをチョイスしたのは素晴らしいアイデアだと思います。
ボールの位置は先述の通り音だけで示すことができますし、ブロック崩しというのはボールの位置さえ分かれば遊べるものだからです。
そしてブロック崩しではボールの落ちてくるタイミングは不規則で、その位置も場合によってまちまちです。
よってそこにはランダム性があり、プレイヤーは常に音に注意を払って一打一打を失敗しないように、適切な判断をする必要・・・つまりはゲーム性が生まれるわけです。
これ以上無い形でピッタリとはまっているゲームデザインには感心してしまいます。

 

苦情・要望はこちらまで

lostresistance4ああっとyahoo.co.jp
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