人類滅亡ノベル「J.Q.V 人類救済部~With_love_from_isotope~」クリアしました。
一本道の同人18禁ADV。開発はStudioBeast。
J(人類)、Q(救済)、V(ヴ)ということでとある理由で人類が滅亡しかけている世界で、どうにか生き抜こうとする少年少女を描いた作品です。
SF要素が強く、人類が消えた要因についてしっかり設定してあり、また人間がいなくなった世界がどうなるかについても詳しく描いてあるのが特徴です。
人がいなくなったら生活のライフライン、すなわち電気ガス水道や食べ物、移動手段、通信手段にどのような影響が出るか。
もちろんどれもガタガタになるのですが、そのあたりを描いていく事で絶望感が増していってとても良い感じでした。
また人類が衰退していく中で、人々がどのような対策を取り、またどのように諦めていったのかということについてもゲーム中のTIPSで語られており、暗い展開好きの俺としては非常に楽しめました。
本編での登場人物は(正確な意味で)僅か3人であり、それ以外の人はもはや世界に存在していません。
ですが回想シーン、それも本編から数ヶ月前?の大して古くもない時代のものですが、そこには何人かの友人や頼れる大人なども登場します。
これが非常に面白いところで、本編でいなくなっているということは、回想シーンに出てくる友人や大人は遠からず退場するのが確定しているということです。
別れが確定されていながら、その決定的なシーンについては後半まで伏せられており、仲良しな友人たちとの別れがいかにショッキングなものか恐ろしくも期待させる構成となっています。
と言う感じで序盤~中盤あたりまで非常に楽しめたのですが、後半以降どんどん話が大きくなってなんでもアリな感じになってきてしまい、おまけに説明もふわっとした感じになってきてついていけなくなっていました。
まあ俺の読解力が足りなかったせいかもしれませんが・・・。
ニンテンドースイッチ買ってきたけど、コンポジ接続ないのね・・・。
HDMIとコンポジ環境を両立させるのめんどくさい・・・。
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