ゲームの国から俺の脳に向けて「カレイドフェスティバルの記事を書きなさい・・・書くのです・・・」と指令が来た気がするので、書きます。あと今度病院に行ってきます。
カレイドフェスティバル、遊んだのはかなり昔なんですけどね。

「カレイドフェスティバル」は「がんばレ屋」さん製作の同人ACTです。
製作者さんのサイトはすでに消滅しているようですが、ゲーム自体はDLsiteで購入可能。価格は５４０円です。
カレイドスターというアニメの二次創作らしいですね。
内容は２Dアスレチックアクションです。軽くボイス付き。

主人公の「苗木野　そら」ちゃんができるアクションはジャンプのみで、道中に落ちているコインを集めながらゴールに辿り着けばクリアとなります。
ジャンプっていうたった一つの行動だけで、もの凄く爽快なゲームを作り上げている所がカッコいいんですよね～。

ステージにはこういったブランコが各所に配置されていまして、これにぶら下がることで遠心力により加速と高度を取ることが出来ます。
タイミングと角度を合わせてジャンプすれば高速で空中に飛び出すことができ、さらに先にあるブランコに掴まることができればタイムの短縮にもなります。
空中を華麗に飛び回る爽快感はこのゲームの特色ですね。
連続でブランコに掴まるとアクションが変わっていくのも気持ちいいです。

高速で空中に飛び出すと言いましたが、実のところ移動速度はそこまで速くならないので意外と操作もしやすいです。
ただ、そらちゃんは空中の移動スピード以上に地上の走行スピードが遅いので、その速度差によってブランコのスピード感を感じられるようになってるんですね。
いわゆる「ストップ＆ゴー」です。
操作しやすさとスピード感を両立させる、たくみなパラメータ調整が光ります。

この記事を書くときに改めて遊んでみたんですが、今でも色あせない爽快感でした。
アスレチックACTとしての完成度は「海腹川背」と並んで傑作クラスだと思ってます。
ステージごとにランクもあるのでもっと華麗なプレイを狙いたくなりますし、コインを溜めてアイテムを集めることで空中ジャンプなどの救済衣装を買うこともできます。
幅広い実力のユーザーが楽しめるようになっていますね。
値段も安いので、是非遊んでもらいたいソフトの一つです。

なおプレイ時は、Xキー(パッドの２ボタン)を押してカメラを下げるのをオススメします。
デフォルトの近いカメラ位置ではまともにプレイできません・・・。

最終面の演出が大好きだった。
これまでの苦労が吹っ飛ぶよね・・・。