【タイトル・ハード・価格など】
タイトル :それゆけ!ぶるにゃんマン HARDCORE!!!
遊んだハード :PC
製作 :Digital Cute
発売・公開日 :2012年1月27日発売
購入価格 :DLSite.comで・・・いくらだっけ
【ゲーム概要】
横スクロール弾幕STG
内容の薄いノベルつき
【一言感想】
名作寸前
【ごく個人的なお気に入り・不満点】
◎BGMがボーカル付き
×BGMとSEの音量バランスが悪い
×プレイ開始するのにいちいち名前入力するのめんどい
【スクリーンショット】
18禁PC用横スクロール弾幕STG「それゆけ!ぶるにゃんマン HARDCORE!!!」難易度HARDでクリア。
18禁ってエロありってこと?STGとしてはどうなの?と思った貴方!安心して欲しい。
本作のSTGへのこだわりはガチもガチ。エロゲーメーカーが作ったとは思えないほど良くできた作品なのだ!
基本的なシステムは一般的な弾幕シューのそれ。
高速ショットと低速レーザー、弾消し効果を持ったボムを武器に、全7面のステージを順に攻略していく。
ステージの最後にはパロディウスを思わせる巨大な女の子ボスが登場。
画像は俺のお気に入りの2面ボスコルビー。
また基本システムの他に、本作独自のシステムとして「止まって見えるぜ!」と「アドレナリンMAX」がある。
取説の説明文を引用すると
■止まって見えるぜ!
敵弾の近くを通ると猫たちの野生の血が目覚め、敵や敵弾の動きが遅く見えるようになります。(EASY・NORMALモードのみ)
■アドレナリンMAX
敵弾の近くを通る(かする)と、興奮状態になった猫たちの副腎髄質からアドレナリンが分泌され、自猫のショットが強くなります。
とのこと。
要は敵弾にかするとスローがかかってショット火力が上がるよということだ。
被弾の危険が大きい状態ほど自機も強化されるというのは、リスクとリターン的にも釣り合っている。
敵弾へのかすりはスコア稼ぎのシステムとしてはよく導入されるが、ゲームの攻略にも作用してくるのは珍しい気がするな。
もちろん弾の多い弾幕STGとこのシステムの相性は抜群で、ゲームをとてもスリリングで面白くしている。
ただ、個人的に「止まって見えるぜ!」の方はゲーム展開がゆっくりになりすぎてイマイチ好きになれなかったので、スローが発動しないHARDで遊んでいた。
NORMALとHARDの違いはスローの有無だけのようなので、しっかりと練習すればHARDでもクリアは可能だ。
ちなみに本作は後半ステージの攻撃が激しいものの、エクステンドとボムが多く手に入るので抱え落ちさえなければそこまでの難易度ではない。
本作のもう一つの魅力が、こだわりぬかれた各ステージでの演出だ。
ステージ最後の巨大な女の子ボスというのもそうだが、道中の雑魚キャラも可愛らしいデザインで、さらにボイス付きで登場してくるので愛着がわく。
本作はストーリー的に「ねこVSねずみ」の構図であり、敵キャラクターは全てねずみキャラだったりねずみの擬人化なのだが、ねずみっ娘というのは珍しい割にかなり可愛く、ねずみいいじゃん!ねずみがイチバン!ということで非常に楽しんでプレイできた。
また7つあるステージはそれぞれしっかりとテーマ分けされており、楽しい遊園地や穏やかな花畑(ボスは穏やかじゃないが)がPCゲームならではの美麗なグラフィックで描かれる。
背景の綺麗さなどは、普段から絵で商売をしているエロゲーメーカーらしい品質が出ているのではないだろうか。
各ステージごとに専用で用意されているテーマ曲も非常に良い曲が多く、サントラが欲しくてたまらなくなること間違いなしだ。(ちなみにサントラは割とプレミア気味)
ボーカル曲が多いのも特徴で、楽曲については極めて贅沢な完成度となっている。
オプションの火力がやや高すぎてボスを瞬殺してしまうのが難点で、ここを調整すればより完璧に近づくとは思うものの、総合的に見れば遊びやすさに優れた良作STGだと言える。
エロ要素についてはダークぶるにゃんマンというキャラ使用時のみの要素で正直おまけレベルだが、STGが好き!という人には自信を持ってオススメできる作品だった。
ちなみに本作、ステージ5ボスのボーカル曲や、ボムを使うたびにキャラのコスプレ一枚絵が出るあたりにジャレコ「ゲーム天国」の影響を感じるのだが、実際のところはどうなのだろうか。
気づいたら「れとろげーむまにあ」がリンク切れに・・・。
「ゲームを遊ぶ」の意味が本当に次元が違って、他に同じ事を書ける人が誰もいないようなサイトだったから、本当に大きな損失。
いやマジで辛い・・・。
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