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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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To The Moon


PLAYISMで日本語版を買いました。
To The Moon」ですね。
下記ネタバレ記事を読んで遊びたくなって遊びました。
(当記事はネタバレを含みます。)

To The Moon: レビュー




















ゲームとしては良かったと思います。
いつも通り感想をいろいろと書こうと思って書いてみたんですが、先に上の記事を読んでいたせいで、自分の感想というものが概ね失われている事に気づきまして・・・。
記事の方は大変に出来がよろしくて、ゲームの構造を的確に表しており俺の「To The Moon」への理解を深めてくれたのですが、
その結果として失われた俺の純粋な感想の事を思うと、どちらが価値のあるもの・・・というか、俺が持つべきものだったのか、少し考えてしまいます。

 

まあそれはともかく、やはりこのゲームのポイントと言えばここでしょう。

・ジョニーは月に行くべきだったか否か

作中でニールはこう話します。
「はっきり言おう。ジョニーは月に行かない方が幸せだ。」


ジョニーは、ゲームのキャラとしては珍しく人生を与えられました。
ジョニーの人生には喜びや悲しみや、色々なことがあって、プレイヤーはそれを見ていきます。
その人生の中で最も大きなウエイトを占めていたのがリヴァーであり、リヴァーを失ったからこそジョニーは、失われた記憶に導かれて「月に行きたい」という願いを抱いたわけです。
であれば「月に行きたい」という願いは「リヴァーに会いたい」とイコールであり、その願いはジョニーのこれまでの人生ですでに叶っています。


だからジョニーは本当は、月に行く必要は無いはずです。
その人生は幸せな時も苦しい時も、リヴァーと共に在ったんですから。
エヴァにはそのことが分からなかったのでしょうか?
ジョニーが幻のリヴァーの夢を見ながら人生を終えることは、本当の本当の本当に幸せだったのでしょうか?

 


ちなみにそんな疑問とは関係なく、俺がこのゲームで一番気に入っているのはモグラ叩きのミニゲームです。
あれを終盤のシリアスなシーンにぶっ込んでくるのは普通はできませんよね!

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


作る: アマガミSSテレビ


初めに書いたレビューのサイトの別記事。
完全に頭イカれた内容で最高。


独歩が賞し、雨情が愛した武蔵野の林に阿澄佳奈さんの美也がこだまする。


この文は普通の人間には書けないと思う。

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