【タイトル・ハード・価格など】
タイトル :Crypt of the NecroDancer
遊んだハード :PSVita
製作 :Brace Yourself Games
発売・公開日 :2016年1月18日
購入価格 :2000円くらい セールで買った気がするけど、違うかも
【ゲーム概要】
ローグライクリズムアクション
【一言感想】
反射神経が要求される
【ごく個人的なお気に入り・不満点】
◎オープニングを飛ばすかどうかでタイトル画面のイントロが違う
×ショップキーパーの歌があまり上手くない
【スクリーンショット】
ローグライクリズムアクション「クリプト・オブ・ネクロダンサー」アリアまでクリアしました。
近頃は海外産インディーゲームが注目される機会が多いですが、この作品もその注目された中の一つです。
そのおかげかスパイク・チュンソフトにより日本語化されてPSVitaでも遊べるようになりました。
一見すると普通にキャラが小さいだけのローグライクですが、このゲームは「アクションゲーム」と冠されている通りアクション性が非常に強いです。
最大の要因はリズムゲーム要素。主人公のケイデンスはゲーム開始時点でネクロダンサーという顔色の悪いやつに心臓を奪われており、ビートを刻まないといけない体にされてしまっています。
↑顔色の悪いやつに心臓を奪われるの図
そのため、移動するにも攻撃するにもBGMに合わせて行動しなければなりません。
敵キャラクターもBGMに合わせてどんどん行動してくるので、ローグライクの基本である「自分が動かなければ相手も動かない」は全く通用しなくなっているのです。
その分敵キャラクターは1回や2回の攻撃で倒せるものがほとんどで、対処に悩むことなくリズムに乗りながら軽快にダンジョンを進んでいけます。
というより悩んでる暇がありません。悩んでいる間にも敵はどんどん行動してきますからね。
各ステージは3つのエリア+ボス戦からなっているのですが、エリアが進むほどにBPMの速い曲になりますので、どんどん考える時間が短くなっていきます。
敵キャラクターも遠距離の混乱魔法を持っていたり、軸が合うと突進して来たりする敵がいて、迅速な判断が必要になります。
このゲーム確かに面白かったんですが、個人的に反射神経をやたら要求してくるのはあまり好きではないですね。
とにかく考えている暇がないので、敵に囲まれたりすると何も分からずに殴られて瞬殺されるてしまいます。
暗闇からいきなり敵が出てきて囲まれてしまったりするのですが、そもそもたいまつがないと先が見えない仕様がちょっと厳しいなと。
考えている暇がない分、先に敵の情報を見せておいてくれてもいいんじゃないかと思いますが。
ストーリーモードの最後で使うアリアなどは特に反射神経の要求が顕著で、ビートをミスしただけでダメージを食らう鬼畜設定なので常に正しい操作をし続けなければなりません。
上からランダム移動のコウモリが、横から混乱魔法持ちのガイコツが、下からボス敵が、左には壁が・・・なんて状況になっても一瞬で行動を判断しないといけません。何しろ立ち止まったら死にますから。
武器も装備できないので、1体1体を的確に処理する判断力と、敵に囲まれない運、とっさの反射神経が無いとクリアは厳しいです。
後は普通のローグライクだと、1ターン待って敵に近づいてもらってから攻撃することがよくありますが、このゲームでは何もせずに待つだけだとビートスキップとなります。
まあビートスキップしても普通のキャラなら実害はないんですが、アリアだと死にます。
このゲームでは1ターンその場で動きたくない、っていう状況は非常に多いんですが、アリアの場合はそれも許されないんですね。
その場で動かず攻撃力を上げるウォードラムというアイテムがあるのですが、これは全キャラ標準装備にしても良い気がしました。
普通のローグライクなら素振りして1ターン消費なんて当然のようにできますからね。
このゲームではターンの消費は基本的に壁を壊して行います。まあこれはこれで面白いんですけど。
アリアでクリアした後も、他のキャラクターで攻略を続けることができます。
ボルトというキャラはビートが2倍の速度になるというクソゲー高難易度の設定となっていますが、話によれば最後の隠しキャラはビート2倍&お金拾ったら死&ビートミスしたら死という狂った設定らしいです。
こんなの絶対クリア無理でしょう、というかビート2倍の時点で既に・・・。
このゲームキャラが多いと処理落ちするんですが、それでビート外しても死にますからね。
PCからVitaに移植したことで安定性が落ちているのかもしれません。
普通のキャラで普通に遊ぶ分には楽しいゲームなのですが、難しいキャラに挑もうとすると途端に超鬼畜になるゲームだな、という感じでした。
iTunseにサントラあったので買っといた。
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