【タイトル・ハード・価格など】
タイトル :地獄季節感
遊んだハード :PC
製作 :Emanuele "Emad" Franceschiniさん イギリスらしい
発売・公開日 :2015年
購入価格 :無料
【ゲーム概要】
東方風弾幕STG
【一言感想】
弾避けをのびのび楽しめる
【ごく個人的なお気に入り・不満点】
◎怪しい日本語が可愛い
【スクリーンショット】
フリゲSTG「地獄季節感」をプレイ。
日本人ではとても思いつかない刺激的なタイトルから分かる通り、作者はイギリスの方っぽい。
内容は見ての通りの東方っぽい弾幕シュー。
ボス前会話や画面上でのアイテムオートピックアップなどいかにもそれっぽい。
いやーでもこれ面白いんだよ。
弾幕STGの楽しさと言えば大量の弾の隙間を縫って避ける所ってことになってると思うんだけど、普通の弾幕STGって弾に当たりそうになったらボムらないといけないから、そこまで弾避けに集中できないんだよね。
危ない避けをするくらいだったらボムっとけ!みたいな感じで。
その点このゲームは被弾時の喰らいボム受付時間がとても長いから、弾に当たってからでも十分ボムが間に合う。
だから普段だったらビビってボム撃っちゃうような狭い隙間でも、「とりあえず避けてみて当たったらボムればいーや」みたいな軽い気持ちで潜りこんで行けちゃったりするんだよね。
ボムは東方みたいなストック制じゃなくてゲージ制で、一回のボム発動で100消費して最大200まで溜めておける。
連続では2度までしか発動できない代わりに、ザコ敵を倒していると比較的早く溜まる。
このバランスがとても良い感じで、喰らいボムは出しやすいけどそれに頼りっきりではいられないくらいの調整になってるんだよね。
ゲージ制になったことでいわゆる「抱え落ち」のリスクが軽減されてるのも上手い。
元の東方の「ボムを抱え落ちしないよう気をつけるゲーム」から「弾を避けて当たったらボムるゲーム」にしっかり昇華出来てると思う。
ゲーム性以外の面で言うと、まずBGMは本家へのリスペクトを全く感じないチップチューンになってる。
基本的には良曲が多いんだけど、なぜか1面ボスだけ素人が悪乗りで適当に打ち込んだような曲になってるんで、初めの印象は悪いかもしれない。
いや3面ボスとか4面ボスとか凄く良い曲だよ。
でもこれ楽曲はゲームオリジナルじゃないっぽいけど。
後はキャラクター。
最初は一人しか選べないけど、ゲームを進めると選べるキャラが7人まで増える。
以下キャラ紹介。
天資
前方を手厚くカバーするショットに誘導弾を併せ持つ、主人公らしいバランス型。
移動速度も低速は遅く、高速は速いので使いやすい。
なおこのゲームのボムはどのキャラも似たような性能で全画面攻撃+弾消し。
夏鳥 水色
自機と四体のオプションから正面に弾を放つ直線型。
移動速度は遅め。
攻撃範囲が狭い分、火力が非常に高い。
雪見 栄枯
前方に高威力の弾を発射する。
だが射程が弾幕STGというジャンルを考慮していない短さとなっており、他の自機と比べて難易度が頭一つ分以上高い。
また連射力も低いため多数の雑魚を相手にするのにも向かない。
ボス戦では画面の下から4分の1~3分の1程度の位置まで出ないとボスに弾が当たらない。
最悪時間切れまで粘るはめに
上級者向け。
鈍色
横に並んだ陣形のオプションから、敵を貫通するレーザーを発射する。
移動速度が非常に遅いが、低速移動で射線を集中した時の火力は特筆もの。
また作中で一番可愛いという特徴を持つ。(重要)
個人的に初心者にオススメの機体。
亡き魂 不眠
自機は弾を発射せず、お供のドラゴンから攻撃が発射される変わり種。
ドラゴンは高速移動時は自機と重なり、低速移動時はその場に留まる。
弾の誘導性能の関係上、画面下中央にドラゴンを配置しておくと対ボス時でも火力が安定しやすい。
意外にも天資と並んで扱いやすい機体。
???その1
5人全員でクリアすると使用可能。
自機を追従するオプションが攻撃を行うが、なんと弾が上から降ってくるという変態仕様。
自機の近くがほぼ無防備なので雑魚に接近された時に気をつける必要があるが、それ以外はそこまで困る事は無いはず。
???その2
???その1でクリアすると使用可能。
ストーリー等の無いおまけ機体で、使用してクリアしても実績解除以外何もなし。
性能はオーソドックスでバランスが良く、しかも高火力。
ただし残機が1から増えず一度のミスでゲームオーバーとなり、コンティニューも不可。
喰らいボムが強力なこのゲームではそこまで辛くない。
結構キャラ差がある気がするけど、使いやすいキャラを選べばクリアは簡単なんじゃないかな。エクステンドも多いし。
これは面白いよ。
今年もコミケの同人ゲームまとめ動画が公開。
気になる完成品が多い・・・行ってみようかな。
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