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DEEMO~ラスト・リサイタル~ 感想

【タイトル・ハード・価格など】
タイトル:DEEMO~ラスト・リサイタル~
遊んだハード:PSVita
製作:RAYARK
発行日:2015年6月24日
価格:本体2000円+DLC5000円

※DLCについて
2016年2月現在、全曲揃える場合はDLCのまとめパッケージ「Day1 DLC ALL IN ONE Collections(4200円)」と、まとめに収録されていない「Brian Crain Collection(480円)」、「Aioi Collection(480円)」をそれぞれ買う必要がある。

 


【ゲーム概要】
ピアノのためのタッチ式リズムゲーム

 

【一言感想】
完全に名作!

 

【ごく個人的なお気に入り・不満点】
×縦連がきつい

 

【スクリーンショット】

 

 





Vita版DEEMO、とりあえずエンディング見られましたよー。


DEEMOは台湾の開発会社「RAYARK」開発のリズムゲームです。
画面上から落ちてくる譜面に合わせて、タッチ操作でピアノを演奏するゲームですね。


これは非常に良く出来たゲームでして、VITAを持ってる人なら買っておいてまず間違いないソフトだと思います!
そんなDEEMOについて、ちょっと書いてみたいと思います。




■楽曲
まず音ゲーの命である楽曲に非常に良質なものが数多く揃っています(DLC含む)。
ピアノモチーフのゲームということで、他の音ゲーにはないゆったりとした落ち着いた曲も多く収録されており独特の雰囲気が楽しめますよ。


また台湾の会社が開発していながら、日本語ボーカルの曲が多いのも特徴です。
これについては特に日本市場を意識したわけではなく作者の好みの問題であるとこちらのインタビューで言ってますね。
日本人のアーティストも結構多いです。VITA版にはBEMANIやグルコスでおなじみのTatshもオリジナル楽曲を提供しています。




■システム
タッチ操作の音ゲーということでクセはありますが、少し慣れればとても気持ちよくピアノの演奏感が楽しめる素晴らしいシステムです。
ピアノという媒体とタッチ操作が完璧にマッチしていると思います。
譜面の種類も「普通に触る」「触りっぱなし」の2種類だけと非常に単純で誰でも楽しめますね。


判定は緩めでズレもないのでフルコンボ狙いの意欲も誘われます。
難易度はEASY~NOMAL~HARDと3段階ありますがHARDはかなり難しいですので大変そうですけどね・・・。




■ストーリー
DEEMO最大の特徴と言えるかもしれないのがその世界観とストーリーです。


謎の世界で一人ピアノを弾き続けるDEEMOの元に記憶喪失の少女が落ちてきます。
DEEMOと少女の触れ合いや、ピアノを聴かせると生長する樹のストーリーが描かれていきます。


どことなく憂鬱な雰囲気の背景や、白と黒を基調としたゲーム画面も美しいですよね。
ピアノを聴かせると生長していく樹など謎の多い部分も魅力です。
ストーリーがあることでゲーム進行の意欲も上がりますよね。

 

■Android版とVITA版の違いについて
DEEMOは元々スマホのゲームでしたが、タッチセンサーを持ち液晶も綺麗なPSVITAに移植されました。
その際いろいろな部分に変更がありました。
その違いについて自分が気になった所を書きます。
なおiOS版は未プレイです。



・ロードが長くなった
DEEMOの選曲システムはパックを選ぶ→曲を選ぶで2ステップかかるので地味に痛い劣化ポイントです。
まあスマホ版が早すぎたんだと思いますが・・・。



・タイミング補正機能が削除された
スマホと違って機種ごとの動作の違いが無いからいらないとは思いますが、ちょっと寂しいですね。


・キー音あり
Android版には無かったキー音(譜面を叩いたときに鳴る音。音ゲー用語)がVITA版にはあります。
iOS版には元々キー音があるという噂を聞きましたが未確認です。
本作のキー音は主にピアノ音で、主旋律を上回る音量でピアノの音が流れるので、「主役は絶対にピアノなんだ!」という主張が感じられて素敵です。


ただ曲によってはボーカルが聞き取りづらくなっていて、エンディング曲のボーカルが聞こえないのはさすがにやりすぎかなと思いましたが・・・。



・フルボイス化された
DEEMOは元々一言も喋らないので、落ちてきた少女と仮面の少女にのみボイスが追加されました。
仮面の少女は仮面で声がこもってるのが細かいですね!



・フルアニメーション化された
スマホ版では一枚絵で進行していたストーリーが、可愛らしいアニメに変更されました。
素晴らしいパワーアップポイントです!



・アフターストーリーが追加された
VITA版最大の利点とも言えるかもしれません。
現状スマホ版にはない追加ストーリーと追加楽曲が遊べます。
追加ストーリーは補足的なもので、本編の決定的な謎が解ける!というようなものでは無いですので、あくまでおまけとして楽しむものだと思います。



・まれにカクつく
VITA版の玉に瑕というか玉にヒビ割れクラスの欠点です・・・。
頻度はそんなに多くないんですが曲プレイ中たまに処理オチで大きくカクつきます。
発生するとほぼ確実にコンボが途切れるレベルの処理落ちなので、フルコン狙いの時とかに起こると悲惨です。
アップデートで改善されると良いですが・・・。

 

■オススメDLCパック
VITA版はスマホ版と比べて本体価格もDLC価格も割高です。いや、それだけの価値がある内容だと思いますけど。
ただ高いものは高いので、厳選して買いたいあなたにオススメDLCをいくつか紹介します。


まずピアノの魅力を存分に感じたいなら、追加購入無しで遊べる「Deemo's collection」が文句なしに最強です。
それで足りないと言う人には「V.K collection」「M2U × Nicode collection」が良いんじゃないでしょうか。


一方バリエーション豊かな普通の音ゲーらしい曲が良いなら「Cytus selection Vol.1」「Cytus selection Vol.2」「Rayark selection Vol.1」をオススメします。


でも俺の一番のオススメは、一思いに「Day1 DLC ALL IN ONE Collections」を買ってしまうことです。
全体で見れば割安ですし(約1600円お得)、まとまったお金さえあるなら絶対こっちの方が良いと思いますよ。
ちなみに「Aioi collection」と「Brian Crain collection」は「Day1 DLC ALL IN ONE Collections」には収録されていませんのでご注意を。

 


・・・こんなところでしょうか。
本当に魅力に溢れた素晴らしいソフトなので、ピアノやリズムゲームには興味ないって人にも遊んで欲しいですね。
そして謎に満ちたストーリー・・・例えば少女が落ちてきた世界は何なのか?
仮面の少女の正体は?
そしてピアノを弾き続けるDEEMOとは一体どのような存在なのか?
是非その物語を体験して欲しいです。

 


さて、俺は本編をクリアしたのでこれからNORMALをフルコンボ埋めでもしようかなと思っているのですが、一部NORMALでも非常に難しい曲があってちょっと困っています・・・。
「Fable」の連打譜面とか指つっちゃいそうです。
まあこれからもだらだら遊べたらいいなと思っています。長く遊べるのもDEEMOの魅力ですよね。
本当に良いソフトを出してくれました。








【今日のお菓子】
ホルンうまいな・・・。
チョコレートは現代の麻薬。

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