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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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radiangames Crossfire 感想

【タイトル・ハード・価格など】
タイトル:radiangames Crossfire
遊んだハード:XBOX360インディーズゲーム
製作:radiangames
発行日:2010年7月7日
価格:100円くらい

 


【ゲーム概要】
固定画面STG

 

【一言感想】
難易度曲線のバランスが絶妙!

 


XBOX360Liveインディーズゲーム(以下XBLIG)からradiangames Crossfire のご紹介。
海外製ながら繊細に調整されたバランスと、特徴的なシステムが素敵な一本だ。


本作は固定画面のシューティングゲーム。
横移動しか出来ないスペースインベーダーチックな自機を操り、全50面のステージを生き延びればクリア(コンティニュー可能)。
グラフィックやエフェクトのピカピカ具合は無欠の名作「Geometry Wars」からの影響が伺える。

 


今、「自機は横移動しか出来ない」と書いたが、実は横の移動とは別に上下方向へのワープが可能である。

 


見ての通り本作ではワープによって画面上側と下側を行き来することが出来る。
ワープは発動中完全無敵で、使用制限もなく連発可能。使わずにはいられない性能である。
例え敵機が逃げ場の無いくらいの弾幕を展開したとしても、反対側に移動してしまえば何の問題も無い。
本作は「避けるゲーム」ではなく「回り込むゲーム」なのだ。
固定画面STGの新たなアプローチがここにある。


俺がこのゲームで非常に優れていると感じたのは難易度曲線のバランスだ。
全50面のステージを進めて行くほどに敵の攻撃は激しくなっていくのだが、自機の攻撃力もパワーアップアイテムによって上昇していく。
その結果、序盤から最後まで「上手く戦えば十分何とかなる」程度の難易度バランスが維持されているのだ。
大味なゲームばかり遊んでいる外国人にこんな緻密な調整が出来たとは驚きである(失礼)。

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