SEGA「龍が如く0 ~誓いの場所~」を遊びました。
0ということで1や2より前の話らしいですが、俺は龍が如くシリーズだとOF THE ENDしか遊んだことがないという異端ですのでその辺のつながりは分かりません。
ただシナリオには入りやすかったので問題なかったですね。
ムービー多めでいわゆるムービーゲーに分類されそうなくらいですが、肝心のストーリーが非常に面白かったおかげで全く気になりませんでした。
ゲームとしてはとにかく作りこみがヤバくてヤバくてビビりました。
フェイスキャプチャー?とか言ったかな?そんな新技術を使っているらしく、人間の表情が本物みたいに動いて喋るんですよね。
おまけに使ってる俳優さんが濃い顔の人ばかりで、ヤクザが喋ってるだけで楽しくてしょうがなかったです。
身体のモーションの方もそれに負けじと凝ってましたし、ホント人間が動いてるだけで楽しいって素晴らしいです。
ちなみに好きなキャラは佐川です。もちろん真島の兄さんもカッコイイ。
あとこちらのインタビュー動画も面白すぎでした。
また、街の再現度合いも本当に狂ってるんじゃないかってくらい凄くて、特に街の汚さ・ごちゃごちゃ感・煩雑さの表現に強いこだわりを感じました。
本作は1980年代が舞台で過去の話だから、実際の街を見るのは不可能だというのに・・・当時の資料を調べて再現したものと思われます。
看板のデザインとかも凄い。セガのデザイナーさんは神か何かなんでしょうか。
戦闘面では、まあデビルメイクライで育ったような俺からすると少々地味な感はありましたね。
ヒートアクションが条件を満たさないと見られないものが多く、割と単調に感じられがちでした。
雑魚戦とかでロックオンが微妙に効かなかったりすることもあってややもっさりな印象でした。
あとはサブイベント周りで将棋とか麻雀とかキャバクラ経営とか音ゲーとか遊べる部分が異様に多く、一つ一つがしっかりと作られているのでこれだけでゲーム何本分も遊べそうだなというお得感がありましたね。
メインストーリーで熱いドラマを感じて楽しい、サブイベントでも楽しい、街の作りこみも凄い、牛丼も焼肉も食べられる。
娯楽作品として全力で作られているのが良く分かる良作でした。
1・2も続けて遊びたくなりました。
片手でスーツ脱ぐの無理じゃない?
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