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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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作曲家 宮屋敷朗 ~ラインの哀音~

作曲家 宮屋敷朗 ~ラインの哀音~」をプレイ。
昔ながらのポイント&クリック式ADV。







108円という安価ながら、非常に作りこまれた大作。
すでにフリー配布されていた作品を合体させる構成で作られているらしく、ボリュームについてはかなりのもの。
テキストにもユーモアがあり、クールで知的な印象の主人公がテキストADV特有の奇行(自分の持ち物を誰彼かまわず見せる、何にでも「たたく」を実行する等)を繰り返す様は見ていて笑えてしまう。

 

また本作は「チート系推理物」と言っていい内容で、主人公の作曲家「宮屋敷朗」は「物に残った感情を聴く・物の声を聴く・他人を操る」という3つの特殊能力を持っている。
この要素により、通常では知りえない情報を難なく調べ、スピーディに操作を進めていく感覚が新鮮だった。

 

このようにアイデアと労力に恵まれた作品だったのだが、俺は早々に進めるのを諦めてしまった。
なぜかというとこの作品、旧きパソコンのADVと肩を並べるほどに難易度が高いのである。
調べられるポイントと取れる行動が共に多いうえ、進行のトリガーがほぼノーヒント。
それに加えて操作性が悪く、クリックしたときに反応もあったり無かったりして調査を阻害する。
さらに選択肢を選ぶ範囲が異様に小さかったり即死があったりと鬼畜な調整で、ユーザーに希望を持たせてくれない。


序盤の進行に必要な箇所を調べるためのクリック範囲。
見た目の変化なしでこのシビアさはどうか。


せめてもう少しユーザーに優しく有ってくれれば・・・と思わずにいられなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


これ攻略ページ無しでクリアできる人いるの・・・?

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