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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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パンダラ 感想

パンダシューティング「パンダラ」を遊ぶ。





 

 

色を失い白と黒だけとなった世界、元々白黒のパンダが、パンダラの箱を開いた女「ワイズマン31クレアー」を滅ぼすため、空へと旅立つ。パンダなのに、空へと。






 

 
ゲームとしては縦STGの体裁を採ってはいるものの、本質的にはノベルゲームに近い。
敵機を倒すことで自機が際限なくパワーアップしていくシステムが特徴ではあるが、パワーアップしても単に弾の発射数が増えるだけであまり変化が見られないのだ。
またショットを撃たずにいることによって特殊なショットを溜め撃ちできるが、通常ショットを撃ち続ける方がどう転んでも強いので使い道が皆無だったりする。
それよりも白と黒だけで描かれた独特なグラフィックや、ステージ途中に読めるバックストーリーから退廃的なパンダ世界の雰囲気を楽しむ方が主眼となっているように感じた。

 

シューティングとしては難易度も低く、プレイ時間も短く、良く言えば気軽に遊べるといった感じだが、唯一ボス戦時に味方のパンダが一緒に戦ってくれる部分は良いと思った。
味方のパンダは死ぬまでの間弾避けとして機能してくれるので、ボスの攻撃パターンを安全に確認することが出来るのだ。
これによりボス戦での初見殺しによる理不尽さが軽減されている。
まあこのゲームは元々体力制なのでそこまで意味は無いのだが。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


パンダが恋人ってやばくないですか。
ってか人ですらないし・・・。

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