【タイトル・ハード・価格など】
タイトル :さよならを教えて comment te dire adieu あそBD版
遊んだハード :PS3
製作 :CRAFTWORK
発売・公開日 :あそBD版は2011年 オリジナルは2001年
購入価格 :買った時は2000円くらいだったけど、あそBD版もプレミアついちゃったね
【ゲーム概要】
18禁鳥獣戯画ノベル
【一言感想】
美しいほどに錬られた構成で書かれる、醜いほどに狂った日常
【ごく個人的なお気に入り・不満点】
◎チャイムの音
◎ディスクをよく見てみると・・・
×ボイスが喋りきる前にテキストで先を見せられるとちょっと萎える
プレミア価格を出すだけの価値はある名作。
でも今ならDLSite.comで2700円で買える。すばらしあ。
発売当時の社長からの評価は「無能・三流・死ね」だったらしい。
このゲームの内容を知らないあなたは幸運だ。是非この先のネタバレを読まずに買って遊ぼう。
でも※※※※を行う予定のある方は遊んではいけない。
あそBD版 ブルーレイ再生可能機器で動作する
俺はPS3を使用 HDMI出力じゃないと起動しないと言われ、未だにS端子出力を使っている俺はちょっと焦ることになる
自動メッセージ送り スキップ バックログ セーブロード機能あり
スキップはそんなに速くない
セーブ数は最大50個
コンフィグによるテキストスピード調整やBGM音量調整、ボイス、サウンドエフェクト、アニメーション演出のオンオフ設定機能あり
一般的なノベルゲームのシステムはほぼ全て完備
ボイス音量調整も欲しかった
狂気ゲーで有名なタイトルなので「あぎゃあああああああああああ」「わぎゃあああああああああ」みたいな内容かと思っていたけど、文章は理知的
おにーちゃん なんて言ってくる妹ポジションの人物もいる
ところどころ笑わせに来るのをなんとかしてくれ
エロゲーとしての実用性は皆無を通り越してマイナス ゆえに本作はエロゲーではない
地味にBGMが良い
主人公は教育実習生
理由も無く、悪夢を見続ける
理由も無く、同じ行動を繰り返している
理由も無く、不安を感じる
理由も無く、ちょっとした一言が頭から離れない
少しずつ破綻していく日常
着実に矛盾していく関係
少女との不連続な交流
現実感の喪失
そこに理由は一切有り得ない
来週には実習授業が始まるが、今日の日付すら覚えていない
でもそれは置いておこう。ほらあそこに困ってる女の子がいる。都合の良い事に。
可哀そうな子だ。主人公よりも深刻に傷ついて、誰かの優しさを求めてる。
何の取り柄も無いあなたにも優しさだけはある。薄っぺらい見せかけだけの優しさが。
話をしてあげれば、彼女は心を開いてくれるに決まっている。
さあ物語を進めよう。
校庭にcircleを描くその時まで。
CRAFTWORK「さよならを教えて」 レビュー(全体の構造) *ネタバレあり
おっ、良い記事。(ネタバレ注意)
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