【タイトル・ハード・価格など】
タイトル :リクール2
遊んだハード :PC
製作 :イワヲ工房
発行日 :2010年・・・たぶん
購入価格 :フリー
【ゲーム概要】
ロックマンライクなACT
【一言感想】
力作だね
【ごく個人的なお気に入り・不満点】
◎被ダメージ時のボイスがなんか好き オヮァン
PC用フリーゲーム「リクール2」をプレイ。
製作は「イワヲ工房」。
「アクションエディター4」製の良作アクションゲームだ。
タイトル画面から良く言えば個性的な絵がお出迎えしてくれる。
「セーブはこまめに!」と叫びながらバニーに腹パンをかましているのが主人公。
この画面から「手の込んだタイトル画面だ。これは期待できるな。」と良作の匂いを感じ取れるようになれば立派なフリゲフリークの仲間入りだ。
ゲーム内容はほぼ「ロックマン」。
だが本作独自の味付けが強く効いていて、かなり個性を感じる内容となっている。
空中ではショットの代わりにキックが発動。
空中という制限された状況で接近戦を強いられるのが楽しい。
敵ボスを倒すと手に入る特殊武器は、エネルギーを気にせずコマンド入力でいつでも好きなだけ使用可能。
どの技も使い勝手が絶妙に良く、作者のセンスが感じられる。
ステージ内には特殊武器を使わないと手に入らないアイテムがあり、コレクト要素にもなっている。
死亡時はそのエリアの頭から再プレイ可能。
残機の概念もなく、遊びやすい。
以上のように、本家ロックマンからうまく違いを出しつつ、遊びやすい調整がされている。
だが俺が最も感心したのは個性的なギミックにあふれたステージ構成だ。
お約束とも言える滑る氷の床。
リフトに乗って上空に進むシーン。
なんの説明も無くいきなり恐竜に追いかけられる。
派手な中ボスキャラ。
この通り、非常に手間のかかったギミックが各ステージに仕込まれていて、多彩な展開でプレイヤーを全く飽きさせない。
アクションゲーム好きが、熱意とセンスを持って作っていることが良く分かる。
さらにストーリーも王道から軽く外れたものになっており個性的。
最終ステージの演出もちょっとドキッとするようなもので、最後まで楽しませてくれる。
全体の難易度もかなり低くヌルゲー好きの俺としては嬉しい。
フリーゲームというコンテンツの奥の深さを感じさせる良作だった。
人が大変な思いして作ったものを、知りもしないのに上からああだこうだと。
正直自分で書いててもどんだけ偉いんだよって思うわ。
でもよく考えると、ゲーム側もプレイヤーが苦労して遊んだプレイングを評価するわけだから、お互い様かもしれん。
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