Branching Paths
Branching Pathsは日本のインディーゲームという世界の魅力に引き寄せられた人々が織り成す世界を描くドキュメンタリー作品です。
2013年のTGSから2015年のTGSまでの2年間の、Bitsummitや東京インディーフェスなどのイベント取材や、PicoPicoCafe等のインディー開発者の集う定期イベントや、多数の個人開発者とそれを取り巻く人のインタビューを時系列順にだーっと流した映像作品。
デジゲー博にも取材にきていたらしい。
PLAYISMで買えて価格は1000円っす。
英語なので字幕ファイル同梱されてまふ。こちらの記事をご参照あれ。
面白かったよ。いろんな開発者の話とかとても。ZUNさんがツインビー遊んでたりとか。
稲船さんが「絶対に成功するという気持ちを持って欲しい」ってお気楽なこと言ってたりとかね。
Q-Gamesの仕事場にGBの「X」が飾ってあったりとかね。
日本の同人・インディーが今どういう状況にあるかを知るのに最適な内容だったと思うす。(というか他に選択肢がない)
見ていた印象で言うと、開発者はゲームの作り方とか売り方とか全然分からないままなんとなく作って才能と情熱で良いものを生み出している。
そういうものに魅力を持った人がいろんなイベントを立ち上げて、インディー作者にゲームを売るための道や作るための道を示そう、コミュニティーを作ろうと努力している。
で、遊ぶ側はまだまだそういうことを知らない。
という感じだった。
日本のインディー市場がこれからどうなるかまだよく分からないって言ってた人が多かったのが印象的。
「中小が撤退して大手と個人になっていく」とか「開発者が失敗できる環境を作るのが大事」みたいにしっかりした考え持ってる人もいたが。
海外の人が日本のインディーのためにイベントを立ち上げてるみたいな描写が多かったけど、日本でもPLAYISMやデジゲー博とかDLSite.comとかとらのあなとか同人ゲームを積極的に取り扱ってるイベント・サイトもあるから、そこはちょっと偏ってたかなと思う。
インディーの大きなイベントとしてGlobal game jamとIGFというものがあると紹介されてた。
ゲーム好きとか言ってる奴(俺)がこの程度も知らないんだから遊ぶ側のインディーに対する興味の無さがよく分かるよな?
「インディーズ」ではなく「インディー」というのが正しいらしいっすよ。
まあどうでもいいけど伝われば。
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