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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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Biblinthus 感想

PCの同人ゲーム「Biblinthus」をプレイ。ちなみに「ビブリュントス」と読む。
製作は有名どころの「PlatineDispositif」。「プラチネディスポジティフ」と読む。「紫雨飯店(むらさめはんてん)」と呼ばれることも。
・・・読み方あってるよね?


 


さてこのBiblinthusだが・・・中々言葉では説明しづらい内容となっている。
マニュアル通りに言えば、「仕事をサボっている神々をシメて宇宙に揺らぎを取り戻すべく、叡智のマジカル司書カナタちゃんが床板を組み立てながら外なる神の贈り物を集めつつ這い寄るものを捌きながら銀の鍵で扉を開放して侵食領域を増やしていくゲーム」となるんだけど・・・。



 

まあ分かりやすく言うと「手動生成ローグライク落ち物パズル」と言った所(分からん)。
「這い寄るもの」っていうのがで、「銀の鍵」っていうのは次のエリアに進むためのゲージで、「侵食領域」っていうのがゲームクリアまでの目標「外なる神の贈り物」っていうのが寿司なんだけどね。
そして「床板を組み立てる」というのが本作最大の特徴となっている。


 


これがゲーム画面。
上から落ちてくる床板を進むことでゲームが進行するのだが、揺らぎ(=乱数)を生み出す神々がサイコロを振るのを止めてしまったことで床板は自分で落とさなければならない。
つまりダンジョンは手動生成。自分の道は自分で作れ!


 



床板が重なっていって自分が画面外に押し出されるとミスになる。
油断すると本当にあっさり死ぬので恐ろしい。
死にたくなければとにかく広いほうを目指すのだ!




 


床板は時間経過で落下してくるんだけど、一般的なローグライクRPGと同様に自分が行動しなければ時間は進まないので、時にはじっくり考えることも必要。
ゴールなどはなく長く生き残れば先に進めるので、なるべくミスにならないようなルートを構築するのが大事。



 


 

独特なシステムではあるけれど、基本的には落ちてくる床板を伝っていれば銀の鍵ゲージが溜まって先に進めるため、実際に遊べばすぐ感覚が掴めるはず。
画面右上の侵食領域が9999になると次のステージが最終面になることも覚えておくといい(説明無いけど)。

 


 

 

感想としては・・・面白いけど、なんかシンプルすぎ?って感じ。
基本的に広いほうに道を作っていくだけであまり考える場面が無いのが良くないかも。
アイテムの種類が出現させるまで見えないので、そこを見えるようにすると「あのアイテム欲しい!あそこに行くには・・・」みたいに考える必要が生まれて良かったかも知れない。
後はネクストとか見えれば更に戦略性が上がった気がする。
ただそこまでやるともう別のゲームか・・・。

 



まあ一度クリアすれば俺は満足かな。ここのサークルにしては作りこみが甘い気がした。グラフィックとかBGMはとても甘いなんて言えないくらいには良いんだけど。
多分スコアアタックとか速攻クリアとかのやり込みをするとまた違うんだろうけど、その辺りがやりたくなるような要素も無いしねえ。


 


後は画面外が見えないので変に床板を落とすと即死するのが結構恐い。
床板の配置も覚えろ!っていうのはちょっと厳しいんじゃないか?
画面外への視点移動は欲しかった気がする。

 






 

 


 


ひさびさに感想でケチつけてしまった。
まあ褒めるばかりじゃつまらんしいいか。
ゲームの感想なんて気分だよ気分。

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