【タイトル・ハード・価格など】
タイトル:マジカルビート
遊んだハード:PS3
製作:アークシステムワークス
発行日:アーケード版が2012年5月31日。Vita版が2013年12月12日。PS3版が2014年8月5日
価格:1000円ちょいだったと思う
【ゲーム概要】
対戦型リズム落ち物パズル
【一言感想】
強制的にノリノリにさせられてしまう
【ごく個人的なお気に入り・不満点】
◎対戦開始画面のジングルを好きなタイミングで切れるところ
アークシステムワークスの「マジカルビート」をプレイ。
俺がPS3を買うきっかけになったソフトの一つ。
まずはシステム紹介。
本作は2人対戦型の落ち物パズルで、L字型に3つ1組で落ちてくるビートン(ブロックのこと)を落とし、3つ並べて消す。
ビートンが消えると相手方のフィールドにおじゃまぷ・・・じゃなかった、ジャマービートンというブロックを送って妨害することができ、どこかの列が規定のラインを越えるまで積み上がってしまった方の負け。以上、非常にシンプルである。
ビートンはぷよぷよやコラムスと違い自然には落ちてこず、プレイヤーが任意のタイミングでボタンを押すことで落下させることが出来る。
ただし制約として、4分音符のリズムのタイミングでしか落下させることが出来ないというものがあり、プレイヤーは曲を聴いてリズムを測りながらビートンの置き場所を考える必要がある。
リズムからずれるとビートンはランダムにばら撒かれてしまい困ってしまうのだ。
この辺、口では説明しにくいので体験版など遊んでもらったほうが分かり易いだろうが、とにかくリズムにノってないとダメなソフトだという事だけ認識しておいてくれ。
とりあえず動画。
やってみれば分かるのだが、ビートンを任意で落とせるのと、ビートンが3つ接続するだけで消えるという事もあって本作のゲームスピードはかなり早い。もうサクサクである。
さらにBGMにノらずには遊べないシステムが素晴らしい。これなら誰が遊んでも体がリズムを取って強制的に揺れだすに違いないだろう。
高レベルのCOMが相手だとジャマービートンもバシバシ飛び交い、中毒性・爽快感・疲労感とどれも相当なものになる。
じっくりのんびりパズルで遊びたいなどという人にはとてもオススメできない。本作はハイテンション&ハイスピードのパズルなのだ。
このゲームの一番の主役と言ってもいい楽曲は、同人音楽界では割と有名人らしい「きくお」氏が担当している(一部アークスタッフ作曲のものやブレイブルー等のコラボ楽曲もある)。
きくお氏はボーカロイド「初音ミク」を使用した楽曲を得意としているらしく、本作でもミクさんの歌声が頻繁に流れる。
しっとりとしたメロディーの「TUNTUN-MOONLIGHT」や、お経をモチーフにした高速ボーカルが印象的な「NEHAN SPELLCASTING」など良曲揃いだ。
本作にはサウンドテストも搭載されているが、サントラもブロッコリーオフィシャルストア内のアークシステムワークスオフィシャルウェブショップで販売中。価格は2000円+税だ。オススメ。
Amazonで売っているものはボッタクリ価格なので買わないように。
また可愛らしいキャラクターとドット絵も忘れてはいけない魅力だろう。
AC版公式サイトでは壁紙も配布しているので見逃さないようにしよう。
俺はお菓子作りが趣味の一つ目娘「サリー」と、いたずらうさぎ「イナバ」がお気に入り。
一つだけ難点を挙げるなら、BPM(曲の速さ)が速い曲は単純にビートンを落とすタイミングがシビアになってしまい難しいので、多少入力の受付範囲を広くしてくれてもいいかな、と思った。
ただでさえCPU有利なシステムだし・・・。
後は一度だけ音ズレしてゲームにならないことがあったが、頻度が低いので特に問題にはならないだろう。
落ち物パズルも最近は廃れたとか話題になることすら無くなって来たが、そんな時勢にこうした骨のあるソフトをリリースするアークシステムワークスからはやる気がビンビンと感じられるように思われた。
【2016年の目標】
とりあえず
・PLAYISM優先
・Steam優先
・Wiiをたくさん稼動させる(WiiUではない)
の3つかなー。あとDIVA-X出る前にVita買う。
ちなみに去年の目標は「格ゲー頑張る」。
達成できたかは微妙。
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