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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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Deemo 感想

【タイトル・ハード・価格など】
タイトル:Deemo
遊んだハード:Android
製作:RAYARK Gamesは台湾のゲーム会社。
発行日:2013年11月だって
価格:本体200円 + 楽曲DLCが5曲400円。DLC全部揃えたら6000円位になる?

 


【ゲーム概要】
ピアノモチーフの音ゲー

 

【一言感想】
かなりのクオリティ

 

【ごく個人的なお気に入り・不満点】
◎タイミング調整機能付き


×起動するたびにGoogle+の案内が出る


Androidアプリの「Deemo」をプレイ。
ピアノモチーフの音楽ゲーム。


本作の特徴としては、まず音ゲーには珍しくストーリーがあるという事。
記憶が無い謎の少女と、ピアノを弾くだけの存在だったDeemoとの出会い。
そしてピアノを聴かせる度ににょきにょき伸びていく樹の謎が描かれる。
白と黒の基調で統一されたグラフィックがとても良い雰囲気。俺は一目で惚れてしまった。


ゲームシステムは非常にシンプルで、SDVXっぽく落ちてくる譜面に合わせてタッチを行うだけ。
ピアノという題材がタッチ操作と非常にマッチしていてグー。
このゲームはとにかくピアノを弾くという事にこだわっており、たとえ主旋律でなくてもピアノの演奏があればピアノに合わせた譜面が降ってくる(なおピアノ以外の音に合わせた譜面はデザインが違う)。
楽曲も当然ピアノメインの曲が多く、そのためか穏やかな曲調の楽曲が多いのも特徴。
ノリが命の音楽ゲームとしては異色であり、グラフィックと合わせて本作独自の雰囲気を生み出している。


このゲームは基本無料となっているが、まともに遊ぶなら200円でフル版にアップグレードする必要がある。
またDLC楽曲が多く用意されているが、デフォルトで遊べる曲は十数曲ほどで、樹の成長と共に徐々に増えていく。
樹の成長は割と遅めなので、同じ曲を繰り返し遊ぶのが嫌ならある程度DLC曲も買う必要がある。一パック400円と買いやすい値段であり、試聴も可能。
こうした楽曲の切り売りはこちらとしても買いやすいし俺は歓迎。
楽曲も良質なものが揃っている。


出来は全体的に非常に良いのだが一つだけ難点が。
タッチの認識範囲が狭く、押したつもりのに反応しないという事が頻繁に起こるのだ。
慣れでカバーすることも可能だろうが、認識範囲をもっと上まで広げて欲しいと思った。
画面最上部までタッチ判定を受け付けても誰も困らないはず。むしろ逆さま持ちプレイも出来る様になって一石二鳥だ(そんなことする奴いないか・・・)。


さて俺はまだ本作をクリアしていないのだが、本作はスマホ本体の容量を1GBほと使用してかなり圧迫する。
調べたらDeemoはVITA版がすでに発売されており、いずれVITAを買った暁にはそちらで遊ぼうと思うのでAndroid版は締めることにしようかなと思っている。
VITA版は本体2000円 + DLC1パック480円(全曲セット4200円)とAndroid版に比べやや割高だが、少女にボイスがついたりムービーがあったり追加ストーリーがあったりと気になる点も多い。
ただVITA版のサイトを確認したところ、Android版で買えるDLCパックのうち「Brian Crain collection」、「Aioi collection」、「MILI collection VOL.2」は購入できず遊べないようだ。
特に「Aioi collection」は非常に質のいい日本語ボーカル曲パックなので遊べないのは痛い。
これだけAndroid版で遊んでおくべきか・・・。当分VITAは買えないと思うし・・・。


ジャンピンジャーン・・・

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