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我々は多くを失った  もはや取り戻すこともないだろう
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エルディス 感想

【タイトル・ハード・価格など】
タイトル   :エルディス
遊んだハード :WiiのVCで。元はPCE-CDのゲーム
製作     :メサイヤ
発行日    :1991年
購入価格   :800円・・・だっけ?

 


【ゲーム概要】
横スクロールSTG。

 

【一言感想】
死ななければ簡単。
死ぬと無理ゲー。

 

【ごく個人的なお気に入り・不満点】
◎BGMが良い。SEも良い。



×キャラオーバー時に自機の弾が消える 消すなら敵にしとけ

 


【スクリーンショット】

 



PCE-CDの「エルディス」をクリア。
パロディ要素の強いおちゃらけた雰囲気のSTGだ。
製作は「超兄貴」や「ジノーグ」のメサイヤ。

 


ターくんとユーちゃんが小学校の帰りに壁に落書きをして遊んでいたところ、なぜか異世界のゲートが開きなぜかユーちゃんがさらわれてしまう。
ターくんはなぜか現れた戦闘機「すぅぱぁたぁ坊」に平然と乗り込み、ユーちゃんを救うため空へと旅立つ。
以上が本作のストーリーだ。


 
ゲームとしてはオーソドックスな横スクロールのシューティング。
ゲーム開始時にTYPE-A・B・Cの3つの装備からひとつを選べる。
TYPE-Aは火力が足りず、TYPE-Cは変態向けの性能なのでクリア狙いならTYPE-Bがオススメ。
すぅぱぁたぁ坊には「まるち・びぃとる・はぃぱぁ」の3種類のオプションが装備可能。
敵を倒した数によって色々なアイテムが出現するため、なるべく敵を多く倒していくといい。

 

アイテムの中には「ばりあ」があり、これが非常に重要なアイテムとなっている。
エルディスはミス時に武装を全て没収されるのだが、リカバリーがかなりキツく、一度ミスしてしまうとその後の展開は絶望的。
なので常にばりあを切らさないように進行する必要がある。
ばりあは複数ストックが可能で、画面上には3つまでしか表示されないが、内部的には無限に(256個まで?)ストックできる。
難易度の高い後半面にばりあを持ち込むため、序盤面から被弾を抑えていく必要があり、序盤から緊迫感があるのは良い部分かと。

 


演出面で特徴的なのは、CDの特性を活かして千葉繁や富永み~ななどの豪華声優をふんだんに起用しているところだ。
ステージの開始や終わりでもよく喋るほか、ボスの声は全て(?)千葉繁となっており、おちゃらけた雰囲気をより強めている。
サウンド面ではBGMもカッコいいが、やたら迫力があるSEも破壊の楽しさに一役買っている。
ゲーム開始時に武装を選ぶときのSEまでもガキャァン!ガキャァン!と鳴り響き、もしかしてギャグでやってるんじゃないかと思った。

 

またエルディスはパロディもののシューティングということで、敵キャラにもどこかで見たようなキャラが混じっている。
1面でいきなり波動砲を撃ってくるヤマトみたいなやつは有名だが、どう見てもR-TYPEな雑魚キャラやどう見てもテトランみたいなボスもいて面白い。




 
5面道中の一幕。
後ろからどこかで見たような攻撃が。

 

 

死なずに進められるまで上達できれば手堅く遊べる良作STGだが、序盤ステージの展開がだらだらしていて退屈なのはややマイナス。
3面・4面あたりから忙しくなってきて楽しくなってくる。
やっかいな敵の対処法を覚えてばりあを維持したままラスボスまで行けるようになれば、勝機はあるはずだ。
世間では高難度STGという評価が多いようだが、その評判に怯えずにぜひ遊んでみて欲しい。

 

 

 


【デバッグモードの入り方】
http://urawaza.in/pce/eldids.htm


難易度を選ぶ画面で、Ⅰ、右、左、Ⅱ、上、下、Ⅱ、Ⅰ、Ⅱ、Ⅰの順に押す。


ちなみにWiiクラシックコントローラだとⅠがaボタン、Ⅱがbボタンだ。
無敵モードで後半面を練習すると非常に効果的。

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